2010年06月24日21:09


今週の日曜日、日本で最も歴史の長い競馬場・函館競馬のリニューアルオープンを記念したイベント『おめでトゥース!オードリーの爆笑ステージwithハマカーン』に行って来ました。
函館競馬のHPには“トークショー”と書かれていたので、4人で競馬にまつわるトークを繰り広げるのかなと思っていたのですが、2組共漫才を披露。
イベント前、ターフを颯爽と歩く若林くんのスーツ姿を観て、「これはもしかしたら…?」と期待したので、とても嬉しかったです。
声援に手をあげて応える若林氏と、馬になって歩いてくる春日氏。
【イベント1回目】
★ハマカーン
まずは、ハマカーンの漫才からでした。
「この後にオードリーが出て来るから、ちょっとだけ我慢してね」と言う御2人。
ハマカーンだけでも有難く、ハマカーンだけでもメインを張れるのに、何とも勿体無いセリフです。
イベントのタイトルも、『おめでトゥース!オードリーの爆笑ステージwithハマカーン』でなくて『おめでトゥース!オードリー&ハマカーンの爆笑ステージ』でいいのに!
ネタは『スイカ割り』。
「下衆の極み!!」が浸透していて、ワッと会場が沸いていました。
短いバージョンで終わってしまい、直ぐにオードリーが登場です。
★オードリー
ステージ上に設置された2台のサンパチマイク。
ハマカーンはひとりで1台使っていたのですが、オードリーはふたりで1台だった為、舞台の半分の位置に片寄っているという面白い光景に。
若林くんはマイクの前に立つと、手をキツネの形にして「トゥース」と御挨拶。
春日さんは例の如く微動だにせず。
そして、若林くんの独り喋りが始まります。
函館では、ロケして帰ったら2人してインフルエンザにかかった“良い思い出”があるという話や、カスガという競走馬がいるが、春日から取ったのか?でも鞭で打たれたらテンションが上がるというのは一緒、春日は8枠以外でもピンクのベスト着てますけど、などという事を話していました。
競艇は好きなのですが、競馬はやらないので、競馬の8番はピンクだと初めて知りました(競艇は6艇のみ)。
若林くんが「漫才始めます」と言った時に、ようやく
「女性の皆さん、今日集まったのは春日の体目当てですか?」
と、春日さんが話し出しました。
若林「『そうでーす!』っていうオジサンが居たんですけれども」
春日「ヘッ!!」
営業ノリが楽しいです。
ネタは『親孝行』。
ギャラの取り分の
春日「8:2にしてくれよ」
若林「ヤダよ何でお前に8:2もやんなきゃいけねぇんだよ」
春日「お前が8だよ!!」
若林「優しいな!!」
というやりとりは、いつ何度観ても笑ってしまうのですが、この時は、春日さんの「いつも有難う」に、若林くんの「こちらこそ」のち、2人で何秒間かの御辞儀タイム。
「何だコレは!!」と、若林くんが春日さんの頭に突っ込んだ時に、春日さんの「アップス!!」が出ました。
若林「何だよアプスって」
まさにです。
この回の春日さんの「ごめんね」の品は、勝馬投票券でした。
馬券を大げさにポケットへしまい込む春日さんに呆れる若林くん。
「オモロイだろ?」と言う春日さんに、若林くんは「オモロイね」とか、「アドリブが多いな」と言っていました。
他にも、人造人間的に「タ ノ シ イ ハ コ ダ テ」などと、ノリの良い春日氏。
春日さんのボイーンゆっさゆっさな客室乗務員に、「お客さん、子供の目を覆ってたぞ!」と言う若林くん。
確かにあの異様な春日さんの姿は目に毒です。
若林くんのタクとしては、「ザパーン、ジャパーン」の後がバカヤロウ!では無かったり(「何言わせてんだ」でした)、オチの突っ込みが「もういいよ」だったりした所に反応してしまいました。
そして、最後の「どうも有難うございましたー!」が、思い切り楽しんだ感じの言い方で、こちらも大満足!
久し振りに生でオードリーの漫才が観られて感激でした。
【表彰式】
メインレース(9R)前に、関係者席のバルコニーに現れたオードリーの御2人。
2人共双眼鏡を手に持っていて、至近距離なのに、若林くんが春日氏を双眼鏡で覗いていたりしてました。
か、可愛らしい!
メインレースを観終わって、建物の中へ入っていくオードリーに向かって
「春日ー」「春日ぁー!」
と言っている女の子が居ましたが、出来れば
「若林馬券当たったのー?」
と言って欲しかった!
「おい見栄晴靴買うの?」
的に!!!
表彰式にて、プレゼンターで登場のオードリー。
後ろで待機中、2人で何やら話していて、春日さんが若林くんの腰の辺りをバシッ!と叩いていました。
表彰台に乗った馬主さんや騎手や厩務員さんにトゥースを披露して、御祝いをする春日さんと、それにウケる若林くん。
プレゼンターとして、ウィナーズサークルを盛り上げていました。
【イベント2回目】
★ハマカーン
ハマカーンは、神ちゃんのお姉様つかみからの『掃除機』でした。
ハマちゃんの御兄様の結婚話も出たので、神ちゃんのお金を表すジェスチャーをお札で示す御祝儀話をやって欲しかったです。
またもや「この後はオードリーが!」というトークから、2人して「ウィーーー〜!」と、春日さんの真似というかスタン・ハンセン風味の「ウィ」をやっていました。
お客さんで、それを真似した方が近くに1人だけ居たようで、ハマちゃんが「あなたスベリましたよ!!」とイジッていました。
ハマちゃんの「下衆の極み!」の後に、神ちゃんの間延びした声で
「下衆の極みじゃないよォ」
と言われると笑ってしまいます。そこに
「下衆の極みです!!」
を被せていたので、若林くんの「も1回言うんだね」を思い出しました。
★オードリー
ハマカーンの漫才が終わった後、2台設置されていたサンパチマイクを1台にして、中央に設置し直されました。
1回目と同じくキツネトゥースの若林氏。そして独り喋り。
“インフルエンザ〜むつみ荘〜春日死んだのかな話”をしている最中に、飛行機が上空を飛んで来たので「そっれっで!でっすねっ!」と大声になる若林氏。
「プロペラ付だったので負けるか!って思ったんですけど負けました」
お金を稼げる様になったので、御両親に函館旅行をプレゼントしたと言う若林くん。
御両親はお肌がツヤツヤになって帰って来たそうです。
ごく最近の話の様だったので、若林くんが仕事で函館に行った時に、短い滞在時間ながらも函館の事を気に入って、それを御両親にも味わって貰いたいと思って函館旅行をプレゼントしたのかな?と思わせる良い話だなと感動しました。
まさに親孝行。
「僕達は物真似もやっているんで」と、若林くんが
「覗きをしている藤岡弘と」
と言った時に、
「中尾彬」
初めて春日さんが口を開きました。
会場が沸きます。
覗きからバズーカ、起きない春日さんを起こそうとして、コケて春日さんの上に覆い被さる若林くん、ウケまくる子供の大きな笑い声、営業の真骨頂です。
ショートコント『ボディビルダーの視力検査』を挟み、漫才へと進みました。
漫才は『デート』。
今日来てる奴はモテねぇ奴ばかりという本当の事を言われてしまいましたが、それを「ごめんね」と謝る春日さんの手に握られていた物は、お昼に食べられたという函館名物のいかめしでした。
『デート』は、もう「キスをしろよ!!」が名人芸の様になっていて、何回観ても笑ってしまいます。
「チュンチュン」→銃撃戦も、ウィーン少年合唱団→「おっ ぱい」も、判っていても楽しいです。
春日さんの「俺はおじさんだよ!」に、
「知ってるよ!目尻のシワが深くなってんの知ってるよ!」
と突っ込む若林くんに、前夜のANNのトークを思い起こさせました。
「デートをしないといつの間にか人生も引退ですよ」という若林くんのセリフから、漫才は『引退セレモニー』へと続きました。
全てのレースが終わった後だったので、少し長めにやってくれるかな?と思っていた所に、この豪華さです。
『引退セレモニー』の流れはいつもと同じでしたが、春日さんのアドリブが長くて、とにかく面白いとしか言い様が無く、若林くんも途中で手を叩いて「ヒャハハハ!」とウケていました。
春日林がお漏らししたシーンでは、春日さんのお尻がバックスクリーンに大写しされ、
「おい!アップにしたの誰だ?」
「お前函館競馬場にイジられてるぞ!」
などと若林くんに言われていました。
若林くんは春日さんに
「楽しいのか?」
とも言っていましたが、そんな若林くんも全身で楽しそうに漫才をしていて、それはステージの遠くから観ていても伝わりました。
ラスト鬼瓦のくだりでは、会場からも\がんばれー!/の声が沢山あがってしまい、どうするのかなと思っていたら、絶妙なタイミングで
「鬼瓦!!」「シーーーーーン!!」
と、会場の空気を捌いた春日さん。
春日「アリガトね」
面白いです!!
大泣きしながらピンクベストを脱ごうとする春日さんを邪魔するが如く、再び上空に飛行機が。
「ウェ、ウエヘェェヘヘン、ウエ〜ン、ウェヘヘヘ、ゴオォーーーーーーーー!!!」
飛行機になる春日さんに、上空に向かって
「空気読めーーーーーーーーーー!!」
飛行機に突っ込む若林くん。
「オチだぞココ!!!」
更に若林くんの突っ込みは「何だこのネクタイは!!」と、春日さんの変な長さのネクタイに迄及び、怒濤の流れでオチへ!
レースを観戦したかの様な興奮を味わいました。
【トーク&抽選会】
★最後は2組が出て来て抽選会が行われました。
その前に、司会の方から函館競馬の感想を訊かれたオードリーの御2人。
若林くんは
「僕らはM-1の敗者復活戦で、大井競馬場で漫才をやったので、それを思い出しました」
と話し、会場からは深い意味合いがある様な、この日一番心が籠められている様な、温かい拍手が贈られました。
オードリーで競馬場といえば、誰もがその事を思うと思います。
その話をしてくれて、胸が熱くなりました。
春日さんはキャラを崩さず
「生の春日を観て興奮する姿、カワイイ奴らだな!」
と言い、若林くんに
「興奮してたのはスイッチャーの人だと思うんですけれども」
と突っ込まれていました。
確かに!ケツアップ、笑いました。
サイン入りグッズの抽選会では、テーブルの上に抽選箱が置かれ、スタッフの方々が準備をされている間、テーブルに両手で頬杖をついて待っている春日さんと、『関口宏の100人に聞きました』で確立された関口宏の肘つき待ちポーズの大袈裟バージョンをするハマちゃん。
ハマちゃんのその姿は、『クマのプー太郎』の1コマも思い出しました。
最後のメッセージは、
神田「2万程スッたので、また取り返しに来たいです」
浜谷「明日は休みなので、春日を連れ回します」
若林「函館空港に苦情を入れたいです、この話を地上波で聞いた時は初めて聞いた顔をして下さい」
春日「あなたと話したい競馬がある!!」
でした。
春日さんのメッセージ、
「あなたと話したい競馬がある!!」
は、昔のJRAのCMで高倉健が
「あなたと話したい競馬があります」
と言っていたものです。
懐かしさと、こちらに指を差しながらビシッ!と言っていたのとで、大笑いしてしまいました。流石です。
若林くんもすかさず会場を指して
「お父さん大爆笑してる!」
と言っていました。
今回のイベント、本当に面白かったです。
函館競馬の芝生の緑、ひんやりとした空気と、熱狂の盛り上がり、今も鮮明に思い出せます。
お笑いを観に来て、笑いに来て、きちんと笑わせてくれた満足感。
函館迄来て良かったです。
有難うオードリー!有難うハマカーン!
とても良い旅になりました。
これで馬券が当たっていたら…!!
競馬は難しいですね。
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)
6/20 函館競馬『おめでトゥース!オードリーの爆笑ステージwithハマカーン』≫


今週の日曜日、日本で最も歴史の長い競馬場・函館競馬のリニューアルオープンを記念したイベント『おめでトゥース!オードリーの爆笑ステージwithハマカーン』に行って来ました。
函館競馬のHPには“トークショー”と書かれていたので、4人で競馬にまつわるトークを繰り広げるのかなと思っていたのですが、2組共漫才を披露。
イベント前、ターフを颯爽と歩く若林くんのスーツ姿を観て、「これはもしかしたら…?」と期待したので、とても嬉しかったです。
声援に手をあげて応える若林氏と、馬になって歩いてくる春日氏。
【イベント1回目】
★ハマカーン
まずは、ハマカーンの漫才からでした。
「この後にオードリーが出て来るから、ちょっとだけ我慢してね」と言う御2人。
ハマカーンだけでも有難く、ハマカーンだけでもメインを張れるのに、何とも勿体無いセリフです。
イベントのタイトルも、『おめでトゥース!オードリーの爆笑ステージwithハマカーン』でなくて『おめでトゥース!オードリー&ハマカーンの爆笑ステージ』でいいのに!
ネタは『スイカ割り』。
「下衆の極み!!」が浸透していて、ワッと会場が沸いていました。
短いバージョンで終わってしまい、直ぐにオードリーが登場です。
★オードリー
ステージ上に設置された2台のサンパチマイク。
ハマカーンはひとりで1台使っていたのですが、オードリーはふたりで1台だった為、舞台の半分の位置に片寄っているという面白い光景に。
若林くんはマイクの前に立つと、手をキツネの形にして「トゥース」と御挨拶。
春日さんは例の如く微動だにせず。
そして、若林くんの独り喋りが始まります。
函館では、ロケして帰ったら2人してインフルエンザにかかった“良い思い出”があるという話や、カスガという競走馬がいるが、春日から取ったのか?でも鞭で打たれたらテンションが上がるというのは一緒、春日は8枠以外でもピンクのベスト着てますけど、などという事を話していました。
競艇は好きなのですが、競馬はやらないので、競馬の8番はピンクだと初めて知りました(競艇は6艇のみ)。
若林くんが「漫才始めます」と言った時に、ようやく
「女性の皆さん、今日集まったのは春日の体目当てですか?」
と、春日さんが話し出しました。
若林「『そうでーす!』っていうオジサンが居たんですけれども」
春日「ヘッ!!」
営業ノリが楽しいです。
ネタは『親孝行』。
ギャラの取り分の
春日「8:2にしてくれよ」
若林「ヤダよ何でお前に8:2もやんなきゃいけねぇんだよ」
春日「お前が8だよ!!」
若林「優しいな!!」
というやりとりは、いつ何度観ても笑ってしまうのですが、この時は、春日さんの「いつも有難う」に、若林くんの「こちらこそ」のち、2人で何秒間かの御辞儀タイム。
「何だコレは!!」と、若林くんが春日さんの頭に突っ込んだ時に、春日さんの「アップス!!」が出ました。
若林「何だよアプスって」
まさにです。
この回の春日さんの「ごめんね」の品は、勝馬投票券でした。
馬券を大げさにポケットへしまい込む春日さんに呆れる若林くん。
「オモロイだろ?」と言う春日さんに、若林くんは「オモロイね」とか、「アドリブが多いな」と言っていました。
他にも、人造人間的に「タ ノ シ イ ハ コ ダ テ」などと、ノリの良い春日氏。
春日さんのボイーンゆっさゆっさな客室乗務員に、「お客さん、子供の目を覆ってたぞ!」と言う若林くん。
確かにあの異様な春日さんの姿は目に毒です。
若林くんのタクとしては、「ザパーン、ジャパーン」の後がバカヤロウ!では無かったり(「何言わせてんだ」でした)、オチの突っ込みが「もういいよ」だったりした所に反応してしまいました。
そして、最後の「どうも有難うございましたー!」が、思い切り楽しんだ感じの言い方で、こちらも大満足!
久し振りに生でオードリーの漫才が観られて感激でした。
【表彰式】
メインレース(9R)前に、関係者席のバルコニーに現れたオードリーの御2人。
2人共双眼鏡を手に持っていて、至近距離なのに、若林くんが春日氏を双眼鏡で覗いていたりしてました。
か、可愛らしい!
メインレースを観終わって、建物の中へ入っていくオードリーに向かって
「春日ー」「春日ぁー!」
と言っている女の子が居ましたが、出来れば
「若林馬券当たったのー?」
と言って欲しかった!
「おい見栄晴靴買うの?」
的に!!!
表彰式にて、プレゼンターで登場のオードリー。
後ろで待機中、2人で何やら話していて、春日さんが若林くんの腰の辺りをバシッ!と叩いていました。
表彰台に乗った馬主さんや騎手や厩務員さんにトゥースを披露して、御祝いをする春日さんと、それにウケる若林くん。
プレゼンターとして、ウィナーズサークルを盛り上げていました。
【イベント2回目】
★ハマカーン
ハマカーンは、神ちゃんのお姉様つかみからの『掃除機』でした。
ハマちゃんの御兄様の結婚話も出たので、神ちゃんのお金を表すジェスチャーをお札で示す御祝儀話をやって欲しかったです。
またもや「この後はオードリーが!」というトークから、2人して「ウィーーー〜!」と、春日さんの真似というかスタン・ハンセン風味の「ウィ」をやっていました。
お客さんで、それを真似した方が近くに1人だけ居たようで、ハマちゃんが「あなたスベリましたよ!!」とイジッていました。
ハマちゃんの「下衆の極み!」の後に、神ちゃんの間延びした声で
「下衆の極みじゃないよォ」
と言われると笑ってしまいます。そこに
「下衆の極みです!!」
を被せていたので、若林くんの「も1回言うんだね」を思い出しました。
★オードリー
ハマカーンの漫才が終わった後、2台設置されていたサンパチマイクを1台にして、中央に設置し直されました。
1回目と同じくキツネトゥースの若林氏。そして独り喋り。
“インフルエンザ〜むつみ荘〜春日死んだのかな話”をしている最中に、飛行機が上空を飛んで来たので「そっれっで!でっすねっ!」と大声になる若林氏。
「プロペラ付だったので負けるか!って思ったんですけど負けました」
お金を稼げる様になったので、御両親に函館旅行をプレゼントしたと言う若林くん。
御両親はお肌がツヤツヤになって帰って来たそうです。
ごく最近の話の様だったので、若林くんが仕事で函館に行った時に、短い滞在時間ながらも函館の事を気に入って、それを御両親にも味わって貰いたいと思って函館旅行をプレゼントしたのかな?と思わせる良い話だなと感動しました。
まさに親孝行。
「僕達は物真似もやっているんで」と、若林くんが
「覗きをしている藤岡弘と」
と言った時に、
「中尾彬」
初めて春日さんが口を開きました。
会場が沸きます。
覗きからバズーカ、起きない春日さんを起こそうとして、コケて春日さんの上に覆い被さる若林くん、ウケまくる子供の大きな笑い声、営業の真骨頂です。
ショートコント『ボディビルダーの視力検査』を挟み、漫才へと進みました。
漫才は『デート』。
今日来てる奴はモテねぇ奴ばかりという本当の事を言われてしまいましたが、それを「ごめんね」と謝る春日さんの手に握られていた物は、お昼に食べられたという函館名物のいかめしでした。
『デート』は、もう「キスをしろよ!!」が名人芸の様になっていて、何回観ても笑ってしまいます。
「チュンチュン」→銃撃戦も、ウィーン少年合唱団→「おっ ぱい」も、判っていても楽しいです。
春日さんの「俺はおじさんだよ!」に、
「知ってるよ!目尻のシワが深くなってんの知ってるよ!」
と突っ込む若林くんに、前夜のANNのトークを思い起こさせました。
「デートをしないといつの間にか人生も引退ですよ」という若林くんのセリフから、漫才は『引退セレモニー』へと続きました。
全てのレースが終わった後だったので、少し長めにやってくれるかな?と思っていた所に、この豪華さです。
『引退セレモニー』の流れはいつもと同じでしたが、春日さんのアドリブが長くて、とにかく面白いとしか言い様が無く、若林くんも途中で手を叩いて「ヒャハハハ!」とウケていました。
春日林がお漏らししたシーンでは、春日さんのお尻がバックスクリーンに大写しされ、
「おい!アップにしたの誰だ?」
「お前函館競馬場にイジられてるぞ!」
などと若林くんに言われていました。
若林くんは春日さんに
「楽しいのか?」
とも言っていましたが、そんな若林くんも全身で楽しそうに漫才をしていて、それはステージの遠くから観ていても伝わりました。
ラスト鬼瓦のくだりでは、会場からも\がんばれー!/の声が沢山あがってしまい、どうするのかなと思っていたら、絶妙なタイミングで
「鬼瓦!!」「シーーーーーン!!」
と、会場の空気を捌いた春日さん。
春日「アリガトね」
面白いです!!
大泣きしながらピンクベストを脱ごうとする春日さんを邪魔するが如く、再び上空に飛行機が。
「ウェ、ウエヘェェヘヘン、ウエ〜ン、ウェヘヘヘ、ゴオォーーーーーーーー!!!」
飛行機になる春日さんに、上空に向かって
「空気読めーーーーーーーーーー!!」
飛行機に突っ込む若林くん。
「オチだぞココ!!!」
更に若林くんの突っ込みは「何だこのネクタイは!!」と、春日さんの変な長さのネクタイに迄及び、怒濤の流れでオチへ!
レースを観戦したかの様な興奮を味わいました。
【トーク&抽選会】
★最後は2組が出て来て抽選会が行われました。
その前に、司会の方から函館競馬の感想を訊かれたオードリーの御2人。
若林くんは
「僕らはM-1の敗者復活戦で、大井競馬場で漫才をやったので、それを思い出しました」
と話し、会場からは深い意味合いがある様な、この日一番心が籠められている様な、温かい拍手が贈られました。
オードリーで競馬場といえば、誰もがその事を思うと思います。
その話をしてくれて、胸が熱くなりました。
春日さんはキャラを崩さず
「生の春日を観て興奮する姿、カワイイ奴らだな!」
と言い、若林くんに
「興奮してたのはスイッチャーの人だと思うんですけれども」
と突っ込まれていました。
確かに!ケツアップ、笑いました。
サイン入りグッズの抽選会では、テーブルの上に抽選箱が置かれ、スタッフの方々が準備をされている間、テーブルに両手で頬杖をついて待っている春日さんと、『関口宏の100人に聞きました』で確立された関口宏の肘つき待ちポーズの大袈裟バージョンをするハマちゃん。
ハマちゃんのその姿は、『クマのプー太郎』の1コマも思い出しました。
最後のメッセージは、
神田「2万程スッたので、また取り返しに来たいです」
浜谷「明日は休みなので、春日を連れ回します」
若林「函館空港に苦情を入れたいです、この話を地上波で聞いた時は初めて聞いた顔をして下さい」
春日「あなたと話したい競馬がある!!」
でした。
春日さんのメッセージ、
「あなたと話したい競馬がある!!」
は、昔のJRAのCMで高倉健が
「あなたと話したい競馬があります」
と言っていたものです。
懐かしさと、こちらに指を差しながらビシッ!と言っていたのとで、大笑いしてしまいました。流石です。
若林くんもすかさず会場を指して
「お父さん大爆笑してる!」
と言っていました。
今回のイベント、本当に面白かったです。
函館競馬の芝生の緑、ひんやりとした空気と、熱狂の盛り上がり、今も鮮明に思い出せます。
お笑いを観に来て、笑いに来て、きちんと笑わせてくれた満足感。
函館迄来て良かったです。
有難うオードリー!有難うハマカーン!
とても良い旅になりました。
これで馬券が当たっていたら…!!
競馬は難しいですね。
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)
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