懐に優しい1泊2,100円と新世界

カテゴリー │大阪ホテル・旅館

『天まだツアー』の続きですが、今私は、妹と西成のホテルに泊まってます。



1泊2,100円です。

妹が
「まっぷる見てたら安いホテル見つけたよ」
と言うので、いくら?と聞いたら
「新今宮で2,100円」
って…簡易宿泊所でお馴染みの西成じゃんよ!!と思ったのですが、いつぞやの迷い込んだ雰囲気が結構好きだったので「社会勉強してみるか」と泊まってみる事に。

駅前という事もあり、至って普通の宿泊施設でした。
例えるならば、青少年の家っぽいです。
トイレ・風呂が共同なのがメンドクサイな〜と思う以外、全く問題ありません。
しかもテレビはテレビデオだったので、100円ショップでビデオテープを購入。
『マヨブラ流』を録ってますよ〜!
フリートーク、音を小さくしているのであまり聞き取れず…。
家でジックリ観たい!
前に観た時は、野性爆弾のロケが面白過ぎて、関西在住でない事を悲観した程。
今夜も楽しみです。



今日は、久々の新世界という事で、『ニュースター』でスマートボールをやり、通天閣に上り、『だるま』で串かつを食べ、釣鐘本舗で釣鐘饅頭を買い、神社で石製のおみくじルーレットをやり(末吉)、疲労困憊でなんばへ向かいました。


そんな遊び疲れた身に福ちゃんの笑顔は最高でしたよ…!!!


つづく。


2008/11/30 01:52
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/17 名曲喫茶『ライオン』

カテゴリー │喫茶店・カフェ東京ストリップ観劇



17日の月曜日、あなん部長と渋谷に行って来ました。


高速バスで東京へ。

映画『天国はまだ遠く』のロケ地ツアーに部長と行くので、予習を兼ねての映画鑑賞です。

まだバスが浜松市内を走っている時、部長が昔住んでいたマンションの前を通り、それを2人で懐かしんでいると
「あの部屋…居たんだよね…」
と驚愕の事実を話し始めたので、怖くなるマッツー。
…れれれれれ霊!!!
部長…あなたよく5年も住んでいましたね…。
しかし霊感が全くない私は、当時の部長の家に行っても何も感じませんでした。
「あの頃、マツコさん家に泊まった時はホントによく眠れたよ…」
ヒィー!!引っ越しして良かったネ!!!

高速バスの窓から見える山々の紅葉を眺めたり、寝たり起きたりで渋谷に着き、映画の時間迄暇潰し。

久し振りに109の中でも入ってみるかと、上から下迄くまなく巡りつつ、何も買わない30代独身女2人。
ブーツが欲しいと言って物色しては「高い」を連発する部長に「靴流通センターに行け!」と、彼女の買い物に付き合ったカップルの男みたいになるマツ。

109を出て道玄坂を少し上り、何やらカメラマンが撮影をしている道頓堀劇場前を通って『名曲喫茶 ライオン』へ。

一度行ってみたかった、昭和元年創業の歴史ある喫茶店。
ドキドキしながら重い扉を開けると、暗い店内の奥には壁一面のスピーカー。
椅子は全てスピーカー方向へ向けられていて、まるで教会の様です。
そして厳かに流れるクラシック。
2階へ案内され、下が見渡せる向かい合わせの席に座ってみました。

部長はレモネード、私は抹茶フロートを注文。
フロートのアイスクリームは、子供の頃に食べた懐かしい味。

丁度定時コンサートの時間になり、この日の曲目はバッハの無伴奏パルティータ 第3番 ホ長調、無伴奏ソナタ 第2番 イ短調、無伴奏パルティータ 第2番 ニ短調(ヴァイオリン/和波孝禧)。
ヴァイオリンの音色をボヘーッと聴きながら、私と部長は静かにジュースを啜り、たまにポソリポソリと会話をし、騒がしい渋谷の街中で、穏やかな時間を過ごしたのでありました。

ボヘーッとしながら
「この2階席で俊司くんが独り深く椅子に沈み込み、お腹の上で手を組んで、テーブルの上のコーヒーの黒い色をじっと見つめながら苦悩の表情を浮かべていたら…絵になるだろうなあ〜」
と思い、その後には
「きっとピース又吉氏はAGEAGEライブ前には独りここへ来て、純文学を読みながら精神統一をしているんだろう」
とも思い、もしそんな又吉氏をここで見つけたら、絶対幽霊と見紛う自信があるなあ〜と、シミジミ思ったりも。

「次に来る時は文庫本を持って来て寝るか」
と言ってお店を出た後は
「ちょっと道頓堀劇場の中を覗いてみよう」
と“本日休業”の貼り紙がしてある、道劇の開かない自動ドアにオデコをつける私達。
すると、暗い玄関のフロアに“○○××さんへ”と書かれた手紙が投げ入れてありました。
ファンが書いた励ましの手紙でしょうか。

初ストリップ観劇の次の週に摘発とはビックリしましたが、パンツを脱がない方が犯罪だと思うこの産業。


あの看板にネオンが点いていないのは何だか寂しいもので、また踊り子さん達の美しく華麗な舞を観たいです。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/8 【大人の社会科見学】渋谷道頓堀劇場に行って来ました

カテゴリー │東京ストリップ観劇


ゆんちゃんに誘われて、渋谷道頓堀劇場へストリップを観に行きました。


今の場所に新装オープンした7年位前には、近くにある焼き鳥SOUL BAR『もりげん』によく通っていた時期で「派手だな〜!いつか観てみたい」と思っていたものでした。

そして、初体験のストリップ(ゆんちゃんは新宿で観た事があるという)。

素 晴 ら し い !!!

めくるめくエロスの世界。
美しき踊り子さんたちの舞にウットリです。

時間の都合で3人の踊り子さんしか観られませんでしたが、それぞれに個性があって面白かった!

最初は派手な衣装で出て来て、アップテンポな曲でダンスをし、その後はミディアムテンポやバラードなんかで裸体を観せて頂ける訳です。
大体1人3曲位の持ち時間がありました。

某エイベックス所属の歌手の曲で踊っている娘を観ながら
「ああ〜…どソウルな曲で踊って貰いたい〜」
と思ったりしたマツ。
まずはエドウィン・スターの『WAR』やスティーヴィー・ワンダーの『I WISH』などのメッセージ性の強い激しい曲でインパクトづけて、その後はテディ・ペンダーグラスの『LOVE T.K.O』やアイズレー・ブラザーズの『BETWEEN THE SHEETS』で甘く、官能的に…。
これはたまらん!!!観たい!観た過ぎる!!

下着の紐をスルリと解き、それを反対側の太腿に結び付ける仕草とか、ピンと伸ばした足の先が微かに震えていたりとか、一糸纏わぬ身体に張り巡らされた血管の青さがまるで筆で描かれた様であったりとか、丸く形の良い乳房の間に流れていく一筋の汗とか…全てが美しく芸術的でした。

最後に観た娘がイチバン良かったなあ〜。
私好みの色白クールな顔立ちで、スタイルが良い・踊りが上手い・表情が艶っぽい・文句無しの綺麗さ!
ストーリーが出来ている様な迫って来る凄まじい表現力の舞に、わたくし何故だか感動して涙が出て来た程でした。
あの踊り子さんのストリップはまた観たいです。

お客さんも“愛すべきダメ人間達”って感じで、ほのぼのアットホームなノリ。
私もポラロイド撮らせて貰えば良かったかもなー。
とにかく楽しかったです。本気でまた行きたい!

でも、運悪くガサ入れされて、公然わいせつ幇助罪で御縄を頂戴されたら嫌だなー…。
なんてスリリングな大人の娯楽なんだろうか…ストリップ。奥深いです。


ゆんちゃんが「次は浅草へ行きましょう!」と。浅草花月と合わせて行こうぜい!!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)