2丁目のドンキホーテ

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昭和から平成にかけて、週刊ヤングジャンプで連載されていた『2丁目のドンキホーテ』を毎週読んでいました。


簡単に言うと、漫才師が主人公のシンデレラストーリーなのですが、広島から大阪に出て来た高校生少年が芸人を目指してコンビを組み、様々なトラブルを乗り越えて大ブレイクするという、第2部の主人公の少年が健気で好きでした。

再びお笑いにハマって、読み返したいなと思っていたのですが、実家に残っているか分からなかったので新たに購入。

最近のオードリーのANNの『ショーパブ芸人列伝』を聴くと、この漫画を思い出すな… と思っていたのですが、それは間違っていなかった見事な昭和感。
ただ、思い出補正が強過ぎたのか、今読んでも面白くない事は無いのですが、当時でも絵が古臭いなと思っていたのが更に古臭く感じ、ギャグもえげつないので何だかなと思いながらも、一気に読み進めて行く内に、漫才台本作家との闘いや、お笑いの劇場を再建させようとする姿、東京進出の壁、ストリップ劇場でネタをする女ピン芸人のサッちゃんのツリ目の可愛いさや、サッちゃんの父の落語家と対決など、懐かしさと共に漫画としての読み応えもあり、十二分に楽しみました。
これは本当に懐かしい…。

今は『べしゃり暮らし』がありますが、この『2丁目のドンキホーテ』を読んで漫才師になろうと思った人はいるのでしょうか。
『モンキーターン』を読んで競艇選手になろうと思った人は沢山居るみたいですが。
漫画に影響されて職業を決めて成功している人達はロマン(と努力)があって素敵です。


私も今一度『まんが道』を読み返そう!!!


2010/02/25 01:33
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



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