散歩の日々、近所の景色

【6月25日 あなん尚子部長お誕生日直前記念三河三谷駅から喫茶店～和菓子店～丘の上迄散歩その6】
和菓子店巡り3店目は、23号線沿いに建つ『両口屋』です。



お店に掲げられている“まつばんご”の看板が気になるマツ。

店内でママさんにお訊きすると、まつばんごとは、卵煎餅で餡を挟んだお菓子で、三河地方の方言で“松の葉”のことをそう呼ぶそうです。
なるほど～と思い、まつばんごと、小振りのおまんじゅうを購入しました。

まつばんごを知らない我々をママさんは観光客だと見破り、これから色々巡って弘法山へ行くとお話すると、「雨だから気を付けてね」と優しいお言葉を掛けて下さいました。


お店を出て次の目的地へ行こうとすると、お店の2階の窓がガラッと開き、「雨だから送ってあげるよ！」との天の声が！
ママさんから事情を聞いた御主人が声を掛けて下さったのです。
そういえば店内でお話した時に、ママさんが「主人は毎朝弘法山へ歩いて御参りしてるの」と仰られていました。
なんという徳を積んだ御夫婦なんだーー!!と感動する部長とマツです。
しかし、日暮れの時間帯に弘法山へ行きたかったので、お気持ちだけ有難くいただくことに致しました。


数時間後。
なんやかんやあり、弘法山にも行って来たのですが、もう7月も目前で日暮れの時間が遠く、ならばお言葉に甘えて送っていただいた方が良かったのでは……などど思ったりもしたのでありました。


弘法山からの帰り道、疲労困憊だった為に甘いものが食べたい！と、おまけにいただいた栗の水まんじゅうを食べました。
これが生き返る美味しさ!!
再び23号線に出たので、帰りにも『両口屋』さんに寄り、先程の御礼を述べて酒まんじゅうと柚子まんじゅうを購入して帰りました。



こちらが噂の“まつばんご”。
卵煎餅と餡子というあまり見ない組み合わせが新鮮で、時間が経ってしっとりした卵煎餅の食感が好みでした。

三谷の古い当て字である“美養”という名前の酒まんじゅうと、柚子まんじゅう、名前を失念してしまいましたが小振りのおまんじゅうです。
どちらも美味であり、嬉しい思い出の味となりました。


『両口屋』さん、その節は有難うございました!!
またお邪魔致します!!


【両口屋】
住所:愛知県蒲郡市三谷町一舗22-1
電話番号:0533-68-5086
定休日:火曜日