11/2 おさんぽ大王『喫茶たじま』

カテゴリー │散歩喫茶店・カフェ

先日、あなん尚子部長と街中迄おさんぽ大王をしました。


東伊場町から鴨江町、栄町、大工町、元魚町を散策。

部長が東伊場のカフェ『オルガンサン』に行きたいと言うので、西伊場方面からスタート。
西高の坂を上るとオルガンサンの看板が見えて来ましたが、様子が少し変です。

アラッ!?閉店してる!!
オーマイ!

部長はまだ行った事が無かったので、大層ガックシ来ておりましたが、私は1回だけマーシーとお茶をした事があります。
“大人が楽しむ絵本があるカフェ”という気後れ系の小洒落た店内の本棚に、つげ義春の単行本があったのが好感度大でした。

「仕方が無い。たじまに行こう!」
真の癒しの喫茶店『たじま』に行く事にした私達。そのまま前進です。

西中横の道路に松ぼっくりが沢山落ちていたので、それを互いに蹴って歩くという小学生並の事をする部長とマツ。

途中、いつも原付で前を通るので寄った事がなかった鴨江の洋菓子屋『鎌田屋』でシュークリーム、部長は芋まんじゅうを買い、公園で一休み。
歩いていて見つけた木造2階建ての借家が気になり、不動産屋さんを呼んで、3DKの昭和建築を堪能し「また電話します」と言って、夢追い若者気取りの部屋割りトークに花を咲かせたりもしました。


かつては遊郭だったという事を小沢昭一氏の『東海道ちんたら旅』で知った鴨江の旅館街を一周し、『しろじや白衣』の付近では部長が大変な事を!
ずっと蹴り続けて散歩の御供になっていた松ぼっくりを、側溝のブロックの穴に落としたのです!!!
オーマイ!!何て事を!!
『たじま』迄連れて行こうとしたのに!何なら帰りに元の位置に戻そうかと思っていたのに!


冷静に「いい年こいた大人が何言ってんだ」と喋りながら、裏通りから裏通りを歩き、巴湯の暖簾を確認して、喫茶『たじま』へ到着。




久々に訪れましたが、相変わらずメニューの
・コーラー
・ソーダー
・カルボラーナ
の文字がイカシています。


クリームソーダーのアイスクリームが、冷凍庫焼けした古い味がするのもたまりません。
憎めない!!
「いい時間だで夕飯も食べてくか」
と、私はナポリタン、部長はカレーを注文しました。

出来上がったナポリタンは、ナイスアルデンテで由緒正しき喫茶店の味。とても美味しかったです。

『たじま』には大量の漫画や本があるのですが、目につく単行本が大体消費税以前の本なのが凄いです。
消費税以前の手塚治虫先生の『ブッダ』を読む部長。
「9巻位までしか読んでないから私も読みたい」
と呟くと
「2巻から5巻迄しかないよ」
と言いながら2巻を読んでいる部長。
1巻は!?
そこも憎めない!!

しばし休息して、バスで帰宅する2人でした。


次は、入野の湖畔辺りか、若林から東若林を探索したいです。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



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