11/10 京都 洋菓子『村上開新堂』

カテゴリー │洋菓子・和菓子店京都

京都話つづき。



念願の村上開新堂へ行って来ました。

池波正太郎先生のエッセイに出て来る、紀州みかんのゼリー『好事福廬』をはじめ、『ロシアケーキ』に、予約制の『クッキー』…。

昔から気になっていたお店でしたが、京都の老舗の洋菓子屋さんなんて、縁が無いと勝手に思っていました。
しかし、『好事福廬』という縁起の良い名前、今買わずにいつ買うの!!
お見舞いにピッタリでは無いかと、京都行きが決まった時に予約を入れました。
ついでに、缶入りのクッキーも予約。


ドキドキしながら、お店の扉の“をす”を押しました。
店内には先客が2組。

歴史を感じるお店の内装をキョロキョロ眺めながら順番を待った後、好事福廬とクッキーを受け取り、ロシアケーキも購入しました。

お店の方に、持ち歩きの時間を訊かれ、
「2時間位です」
と言った所、
「じゃあ沢山ドライアイス詰めとくね」
と言って下さりました。
有難き幸せ!!
紙袋をブラ下げて、後は帰郷するのみ!
京都駅で柿の葉寿司を買い、グッタリと地元到着。

あなん部長に1つ好事福廬を渡し、原付で自宅→実家に急ぎました。
部長は、私の妹に車で迎えに来て貰っていたので、実家で合流し、部長と実家の猫・まるちゃんとの初対面に喜んだ後、部長を御送りして、母上のお見舞いへ。

母上に京都土産を渡して一息!
と、思いきや、妹が一言
「あれ、君ゼリーは?」
…わ!忘れた!!!

次の日、鴨江のbaguetteで買ったパンと共に、好事福廬を病室に届ける私でありました。

本当、私はしょんないわー。


京都・大阪旅おわり。







2010/11/30 23:22
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/10【京都早歩きおさんぽ大王】寺町から京都ハリストス正教会

カテゴリー │散歩喫茶店・カフェ神社・仏閣京都

大阪から再び京都へ。


この日の目的は、『村上開新堂』で注文しておいたクッキーと、みかんゼリー“好事福廬”を受け取り、地元へ帰って、入院中の母上に好事福廬を届ける、でした。

17:00迄に浜松に帰りたかったので新幹線を使って帰郷したのですが、それは全部私の都合だったので、あなん尚子部長には悪い事をしました。
次は、もっとノンビリと街歩きをしたいです。

京都駅に着き、お土産を購入。
『満月』の阿闍梨餅、『豆政』のクリーム五色豆、『宗禅』の袷朱珍・京の味寄せ、『とり市老舗』の山椒ちりめん、『二條若狭屋』の不老泉などなど。
自分で食べたい物もありましたが、お土産って難しい!

コインロッカーに部長が入ったりして、身が軽くなったら昨日に続き四条へ。
京都市役所迄歩きました。




●矢田寺・御参りして休憩。
・ベンチに座り、履いていた巣鴨の赤足袋のトラを愛でました。


●本能寺
・御参りして休憩(疲れ過ぎ)。
・ベンチに座り、阿闍梨餅を食べました。

●竹細工『ばんてら』
・お洒落な竹細工が沢山!
・竹のしおりをお土産に購入。


●京都ハリストス正教会
・6月に函館ハリストス正教会、10月に豊橋ハリストス正教会を見学して、この2つの建物のモデルとなった京都ハリストス正教会も観たいと思っていたので、時間に間に合って良かったです。
・不思議な色合いの建物ですが、京都の街に馴染んでいました。


●喫茶『フォルテピアノ』
・ピアノがあり、クラシックが流れる喫茶店で、お昼を食べました。
・コロッケ、ハンバーグ、エビフライ、スパ ゲティ、サラダ、味噌汁、御飯で650円の日替わりランチ。
安い!美味しい!
・食後にコーヒーでも飲みたかったのですが、私達には時間が無いの助。
部長「その『時間が無いの助』って何なの?」
マツ「…オードリーの春日が言いそうなフレーズです…」


鯨料理店や、『若林書店』に心ときめいた後は、この日の目的、村上開新堂へ行きました。


つづく。


2010/11/30 20:14
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/10 窓から見る新世界と『福屋』

カテゴリー │御食事大阪

大阪話つづき。



ホテル9階の窓から見た新世界です。

フェスティバルゲートの取り壊しなのか、工事をしている箇所が見えます。

ホテルを出て、まだボンヤリしている私とあなん部長。


駅近くで朝御飯を食べようと歩いていたら、なかなかに良い感じの定食屋さんを発見。


焼き魚豚汁定食に、ふわふわ玉子焼きを付けた朝御飯にしました。

疲れが抜けない身体に染み込む豚汁!
ふわふわの玉子焼き!
小さいけど塩が効いてる焼き鮭!
アツアツの御飯!
たまらなかったです。

御飯を食べられる幸せとは、正にこの事だと思いました。

お腹も満足した後は、再び京都へ向かいます。


まだつづく。


2010/11/30 19:42
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/9 西成『ビジネスホテル来山南館』

カテゴリー │大阪ホテル・旅館

大阪話つづき。







動物園前駅で降りて向かったのは、『ビジネスホテル来山南館』です。
以前にも泊まった事のある格安のホテルで、今回は少し奮発して広めの部屋を取りました。
1泊1人2,400円です。
(前回は2,100円で泊まりました。)

駅から近く、布団や浴衣なども清潔感があるので、細かい事を気にしないタイプの方には持って来いです。

治安に関しては、運もあると思いますので難しいですが、とにかく駅から近くて、安くて、布団(又はベッド)で寝られるというのが、私がこのホテルの好きな理由です。
部長も同じタイプなので、気にせず速攻寝ておりました。
また大阪に来る時があったら泊まりたいです。


その時は、新世界でスマートボールも忘れずに!


2010/11/30 19:41
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/9 天下茶屋『立ち呑み処 かわせみ』

カテゴリー │居酒屋/バー/スナック大阪競艇/ボートレース

大阪話つづき。


石野貴之くんの祝勝会の後は、Kさんに天下茶屋の立ち呑み屋さんに連れて行って頂きました。

大阪での立ち呑みは初めてで、天下茶屋も初めて。
ワクワクしながら天下茶屋駅を降りました。


辿り着いたのは、商店街の中にある『立ち呑み処 かわせみ』です。


明るくて清潔感のある店内と、タイガースグッズなど並ぶ大阪感が良い感じ。
美味しそうな肴が冷蔵ケースに並び、壁に掛けられているボードのメニューの安さに仰天!
余所者にも優しく接して下さる大将の笑顔も素敵で、即!好きになった私とあなん部長。


生を始めに、天下茶屋駅前のたこ焼き、カマス焼き、だし巻き玉子、チーズクラッカー、さつま揚げ、ハタハタの揚げ物、鯨ベーコンと水菜のサラダ、豚汁、高菜炒めを頂きました。
祝勝会で結構食べたつもりだったのですが、それを感じさせない新鮮な美味しさ!

鯨ベーコンのサラダは、最初、冷蔵ケースの中に入っているお皿を見て、あなん部長と
「あの赤いの何かね」
「ピーマンかね?」
「パプリカ?」
などと言っている時に、大将が
「これはベーコン」
と教えて下さり、
「!鯨ですか!?」
とピンと来ました。
噛む程に鯨の脂がジュワジュワと出て来て、 水菜のサッパリシャキシャキ感とのハーモニーに感動!
書いていたら、また食べたくなってしまいました。


締めの豚汁も、アッサリした中に高菜炒めを入れると見事なコクが生まれて、凄く美味しかったです。
朝から営業しているお店だそうで、お昼に焼き魚なんて付けて、山盛り御飯と一緒にこの豚汁を食べたいなあと思いました。

駅前のたこ焼きもダシが効いていて美味しかったです。
地元では食べられない味!
今回でまた、大阪の行きたいスポットが増えて嬉しいです。

この日は歩き疲れて、祝勝会の時のヒールも辛くて、本当に足が痛かったのですが、立ち呑みで良かったです。逆に。
座りだったら、直ぐ眠くなって、足もパンパンになって、グダグダになっていた筈。
シャキッと立って呑んで、久し振りのお話も盛り上がって、大変楽しかったです。
Kさん、有難うございました!!
素晴らしき憩いのお店を教えて下さり感謝です!
程良く酔っ払い、楽しい疲労感の中、ホテルへ向かいました。


つづく。


2010/11/30 19:34



 

11/9 ホテル日航大阪 『石野貴之選手 祝勝会』

カテゴリー │大阪競艇/ボートレース

11月9日、あなん尚子部長と『SG第15回オーシャンカップ』で見事優勝した石野貴之選手の祝勝会に行って来ました。


3年前の同じ場所で行われた、湯川浩司選手の祝勝会に居た時の石野くんを思い出します。
(野菜鍋の話をした記憶)

クリーンなレースで栄光を掴んだ石野くん。
最後のスピーチでも、最初はカンペを読んでいた所、途中から畳み、爽やかな笑顔で会場を見渡しながら語っていたのが印象的でした。
益々の御活躍を期待しています。








お誘い下さったKさん、本当に有難うございました!!

祝勝会後は、天下茶屋の立ち呑み屋さんへ行きました。


つづく。


2010/11/27 03:26
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/9 京都 早歩きテクテク旅

カテゴリー │喫茶店・カフェ神社・仏閣お出掛け京都

11月の9日、10日と、あなん尚子部長と京都・大阪へ1泊旅行をして来ました。


目的は、今年の丸亀競艇で行われた『SG第15回オーシャンカップ』の優勝者・石野貴之選手の祝勝会へ参加する為です。

祝勝会は大阪。
「京都は何で?」と言いますと、今年から運行している、豊橋駅から京都駅までの高速バス『ほの国号』の料金が片道3,500円と安いからでして、京都駅に着くついでに、まだ部長は行った事が無いという錦市場辺りをブラブラしよう!と、なった訳です。

7:00に豊橋駅を出発して、10:40に京都に着き、18:30からは大阪で祝勝会。
次の日は、17:00までに浜松に帰るというスケジュール。
全くノンビリする時間が無く、「寄り道好きな私達には、時間の管理が必要なのでは…」と思い、部長と何10回と行っている旅行で、今回初めて“旅のしおり”を作りました。

名付けて、『京都 大阪 早歩きテクテク旅』!!

ださい!

そんな私達の9日の日程です。

●京都駅から五条まで歩き、五条から四条→ 錦市場へ。

●錦市場の西利にて、漬物と御飯セットでお昼。
●市場内でお土産購入。
巣鴨で足を痛めた私は、スリッポンも購入。
あなん部長も私も『縁屋』が気に入りました。
●錦天満宮参拝。
御神水をガブ飲みの私。
病気平癒御守を購入し、念を籠めて頂いている時にウルウル来る私。
一方、獅子舞が舞いながら渡してくれるおみくじをしていた部長は、獅子舞に御辞儀をしていました。


●喫茶『ソワレ』にてゼリーポンチ。
部長が好きかな?と思ったものの、それ程でも無い御反応。
でも、良い休憩になりました。
●『亀屋清永』にて、清浄歓喜団をお土産に購入。
店頭に出ていた、「坊や」と呼んでみたくなる様な若い男子店員さんが可愛かったです。
清浄歓喜団は、ずっと食べてみたかったお菓子だったので、ウキウキマツ。

●安井金比羅宮へ。
道中の細い道をすり抜けていく車を見て、部長が
「ターセル様々やわ」
と言っていて笑いました。懐かしい!
近くでレトロな建物を見つけ、目の悪い私が
「あれは何のお店かね?」
と言った時に、部長が
「あれはエロい部屋だよ」
と返して来た時もウケました。
そこはラブホ街、確かに。
デブな私、安井金比羅宮の“縁切り縁結び碑”をくぐれて良かったです。
●四条通のパチンコ屋の前にて、部長が
「ちょっと寄っていい?」
と一言。
まさか旅先パチンコ!?
「いかーーーーーん!!!」
と言ったら
「いや、トイレに…」
という出来事もありつつ、お土産を抱え、一路大阪へ向かうのでありました。


祝勝会話につづく。


2010/11/27 02:46
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/25 喫茶『さくらんぼ』

カテゴリー │喫茶店・カフェ


前から行ってみたかった、K-MIX近くの喫茶店『さくらんぼ』に行って来ました。




店内は、作られたレトロでは無い、由緒正しきレトロな雰囲気。
一見にも気さくで優しいママさんに迎えられ、カウンター席で、サンドイッチとコーヒーをお供に一息入れました。


サンドイッチの玉子は、ホワホワの玉子焼きが挟まれている関西風。
部長のパチンコ中、お昼時に飲み物だけで過ごした身としては、とっても美味しくて、
「散々待たされた甲斐があったよ!」
と言ったのですが、すぐさまハッ!!となり、ママさんに
「いやっ!友達に待たされたんですよっ!サンドイッチの事じゃあなくてっ…!!」
と、言い訳するマツ。
あれは恥ずかしかったです…。
ママさんは
「いいのよ、いいのよ」
と言って下さり、オードリー若林くんの御母様の
「いいのよ」
を思い出してしまいました。


カウンターの奥には椅子席もあり、今度は御飯物を食べて、コーヒー片手にのんびりお喋りしたいなーと思わせる、素敵な喫茶店です。
また行きます!



【さくらんぼ】
住所:静岡県浜松市中区田町229-13 カギヤビル1F
電話番号:053-453-6809
営業時間:10:00~19:00/日曜・祭日13:00~19:00
定休日:第2第4水曜日


2010/11/27 02:35
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

路地裏の猫、繁華街の猫

カテゴリー │散歩





25日の夜、あなん尚子部長と浜松の街中で猫を探して歩きました。


●有楽街の猫
・黒と白の猫(写真1枚目と2枚目)。
静銀の裏で見つけて、追い掛けたら金華楼横の路地に入って行きました。
原付の上に座って、あなんさんの携帯ストラップに猫パンチ!可愛かった!
・茶トラ猫。
金網の向こうに居て触れず。

●千歳の繁華街の猫
・ラウンジのお姉さんにエサを貰っていた猫4匹(3枚目に写っているのは2匹)。
・茶色い丸々とした猫が大人しく人懐っこくて可愛かったです。
部長が抱き上げていましたが、猫を抱き慣れていないので、猫がグニャグニャに。それでも嫌がらず!

●サゴー横の路地の猫
・焦げ茶色の猫。
首輪を着けていて、表には連絡先、裏には“たまに噛みつく時があります”とのメッセージ。
毛並みがしっとりとしていて、顔も可愛い猫でした。
・黒猫。
焦げ茶と2匹で走って消えて行きました。


昼間のおさんぽ大王中では1匹しか見掛けなかった猫でしたが、やはり夜行性、何匹も見つけて、嬉し楽しい夜の街でした。


2010/11/27 01:41
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)

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「景気いいね~。気前もいいといいね!」

カテゴリー │散歩喫茶店・カフェ御食事






昨日の25日は、あなん尚子部長と2人で、あてのないおさんぽ大王をしました。


本当は、なんなんさんと3人で、舘山寺へ秋の写経をしに行く予定だったのですが、当日朝にお流れになり、私も午前中の用事が長引いた為、街中で時間を潰しているという部長に連絡を取った所、「今パチンコ屋でツイてるからゆっくり来ていいよ」との御返事!

パチンコやってんのかい!

パチンコをやらず、空気が悪い所も嫌いな私は「えー」と思いながらもパチンコ屋に向かってみると、本当に箱が積まれています。
「まだ回ってるから、どこかで時間潰してて」と言われてしまい、近くの喫茶店で素直に1時間程休憩をする私。

暇なので、李鈴苑先生に部長のフィーバー画像を、「景気のいい光景です」の文付きでメールしたり、ツイッターで愚 痴ったりしていた所、切り上げたという部長からのメールが。
合流すると、何と!
「500円が45,000円になった」
と言うではありませんか!!!
ギャンブルこわ!!!!!
「歯医者帰りに行くと勝つのよ」
すご!
流石、一時期の部長は、お給料に手をつけず、パチンコだけで生活出来ていただけあります。

とにかく、大分時間が経ったので舘山寺へは行けず、懐具合が貧しい私は、懐が暖かくなった部長に
「今日は1日御世話になりますよォ…」
と宣言し、浜松駅から北方面へおさんぽ大王をしたのでありました。

散策中、李先生から、メールの御返事が。
「景気いいね~。気前もいいといいね!」
と!上手い!!
そして、実際に気前も良い部長であります。
喫茶さくらんぼで、サンドイッチとコーヒー、スリランカ料理ニューシナモンで、カレーのディナー、スタバで抹茶ラテ、メープルシフォンケーキを御馳走になりました。
部長!有難うございました!!

そんな昨日だったのですが、おさんぽ大王史上、何の目的も無かった故に、街中から上島までただ歩き、赤電で上島から第一通りまで戻って来たという半日でした。

暗くなってからは、野良猫を探しに路地裏を歩き回ったりして楽しかったです。
スタバで15分程寝てしまう程疲れましたが、こんな休日も良いなと思いました。


喫茶写真、猫写真につづく。


2010/11/26 23:58
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/7 新宿 花園神社『酉の市』と『見世物小屋』

カテゴリー │神社・仏閣東京

酉の市話つづき。


新宿ゴールデン街を通って花園神社へ。



何とも賑やかな光景です。

「花園神社ってこんなに広かったかな」と思う程の出店の数に、どこを歩いても人、人、人の波。
熊手を買った人達への手締めが至る所で行われていて、年の瀬気分を味わいました。


余りの人出に御参りは諦めて、早速見世物小屋へ。


迷路のように続く出店の中を探し回り、やっと見つけた見世物小屋は、怪しい雰囲気ムンムン!

入口で口上を一通り聴き、太鼓が鳴り響く中、いざ異界へ!!


中へ入ると、小雪太夫さんの出番からでした。
2巡目だった様で、既に絶命している頭の取れた蛇を手に取り、胴体に舌を這わせた後、ブチブチと音を立てながら喰いちぎり、モグモグと食べる小雪さん。
靖国神社のみたままつりで観た時のインパクトから変わらずの衝撃的光景です。

蛇を食べ終わった後、オモチャの蛇を観客に投げ入れるパフォーマンスも同じくで、慌てふためくお客さん達を見て笑ってしまいました。

小雪さんの後は、アマゾネスぴょん子ちゃんの炎喰いパフォーマンス。
豹柄のワンピースに、長い巻き髪というギャル的な出で立ちに、可愛らしい笑顔。
派手なキャラでありつつ、一言も喋らないという設定が面白いなあと思っていたら、自分の出番が終わったら喋るぴょん子ちゃん。
喋るんかーーーーーーーーーーい!!
しかも、ステージ裏からヒョッコリ顔を出し、口上役のお姐さんにボソッと
「マニキュアが…」
マニキュアがどうしたーーーーー!?
そんな所も憎めなくって、可愛いです。

続いて、小雪太夫さん、ぴょん子ちゃんのお師匠・お峰太夫さんのロウ喰い芸と、お客さんに届きそうな位の大火炎放射芸。

凄まじいの一言です。

この道50年と言われるお峰さんは、長い黒髪に白塗りの濃いお化粧、白装束姿と、正に異界の方と言っても良い位、謎の雰囲気を醸し出しています。
それでいて、ガラスを通り抜ける蛇という演目で出された小道具の説明で、口上のお姐さんに
「このドラえもんの絵はね、お峰さんが描いたの」
と言われていたり、空の箱の中から大蛇が登場という演目では、ぬいぐるみの蛇を首に巻いて箱から飛び出してくるオチャメな面も。
夏の小雪さんに続き、すっかりお峰さんのファンになってしまいました。

後半、
「なんだー、大蛇ってぬいぐるみかー」
と思っていた所、奥から本物の大蛇が現れた時にはビックリしました。

これが見世物小屋の醍醐味!?

“花子ちゃん”と呼ばれていた巨大ニシキヘビ、物凄い迫力です。
触っても良いというお触れに
「触りに行こう!」
と、すーやんさんとステージ前迄行き、ツルツルスベスベの低体温肌を堪能。
更に、脱皮した花子ちゃんの抜け殻をぴょん子ちゃんが配ってくれるというので、私達もわいのわいのと群がりました。
抜け殻をくれたぴょん子ちゃん。
「ぴょん子ちゃん有難うー!!」
と言ったら、こちらを向いてニコッと笑ってくれたのが嬉しかったです。


「御利益、御利益」と、お財布の中に花子ちゃんの抜け殻を入れた我々は、大満足で出口へ向かい、現世に戻ったのでありました。

今や日本で唯一となってしまったこの見世物小屋。
小雪太夫さんとアマゾネスぴょん子ちゃん以外は、殆ど御年輩の方々なのですが、年輩の女性の方々の口上が凄いのです!
見終わった後も、表で口上だけを暫く聞いていた程。
「あのー」も「えーと」も出て来ない、威勢の良い、流れる様な口上に聴き惚れました。
出口でお代を受け取っていた方もマイクの口上をしていて、
「15日に動物の講習会があってね、大変なのよ」
などと合間にボヤいていたりして、面白かったです。
私達が観た回では観られなかったのですが、犬を使った演目もある様で、入口ではゲージに入って寝ている犬がいました。
小雪太夫さんの、鼻から口に鎖を通してバケツを持ち上げる芸も私達の回では観られず。
いつかまた観られる時があればいいのですが。

見世物小屋や、ストリップにすんなりハマるメンタリティは、やはり小沢昭一的こころの心を持っているからかな…と思いつつ、立ちっぱなしで痛めた腰をさすって再び出店の迷路に戻り、寝不足と疲れと興奮の中で、楽しそうにお酒を飲む人達を眺めながら歩いていたら、目に入る光景が全て写真の様に止まって見えて、とても不思議な感じでした。

そして、無理矢理お誘いしてしまいましたが、すーやんさんも楽しんで頂けて、本当に良かったです。
お付き合い、有難うございました!!
すーやんさんの
「ぴょん子ちゃん、桜塚やっくんに似てたね」
と言うセリフに、膝ならぬ、腰を叩く私。
確かに!


最後は、新宿駅前の憩いスポット『カフェ・ド・ボア』にて、足を休めてから帰りました。


花子ちゃんの抜け殻にあやかりたい、巳年の貧乏人の1日・おわり。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

【オードリーを探せ!】若林の小部屋編

カテゴリー │オードリーを探せ!

あなん尚子部長が我が家に仕掛けるオードリーに私がビックリする『オードリーを探せ!』シリーズの最新版です。


例の「見つけるのは2年後かも」とか「小部屋に居る」とか「見る頻度は少ない。しかし必ずその時は手にするであろう」と言われていた、あの正面若林氏を、とうとう見つけました!!!


何と、DVDデッキのリモコンのフタの裏にいました。
ちなみにコレ、相当初期の6月に仕込まれたそうです。
オーマイ!わかるか!!

見つけたきっかけは、土曜に放送された『潜在異色09秋 本公演』をタイマーしようと、ここ1ヶ月位全く観ていなかったスカパーのリモコンをいじった所、電池が切れていて、替えの電池も無かったので、DVDのリモコンの電池を入れようと、パカッとフタを開けたらば…キャーーーーーーーーーー!!!!!(若林くん風絶叫)

まさに「電池買えよッ」状態。
まさにです。
本当に注意されている気分になりました。
これには1本取られました。
替えの電池は十分に用意しておきましょうと肝に命じました。
もうビックリです。

TVとエアコンのリモコンの電池部分は チェックしていたのですが、他は盲点でした。
それに、電池の替えがあったなら、今回はDVDのリモコンのフタは開けなかった訳で、下手したら年を越す所だったと思うと、自分の気が付かなさが恐ろしいです。

先日、アメリカで6歳の女の子が病気で亡くなってしまった後に、家の中から女の子が生前家族に向けて書いた手紙や絵が宝探しの様に至る所から出て来て、家族がその女の子の思いやりとイタズラに泣いて喜んだというニュースを見ました。
このニュースを知り
「これは…あなん…部長…(涙)」
と思った私。
部長は生きてる!生きてるよ!!
部長すまん。
寂しい独り暮らしの中でオードリーを見つけて、泣いて喜ぶマツ。


という訳で、ようやく見つけた隠れオードリーでした。


2009/11/16 01:00 | オードリーを探せ!
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/7 巣鴨 大鳥神社『酉の市』

カテゴリー │神社・仏閣東京

巣鴨話つづき。


地蔵通り商店街から、大鳥神社商店街へ向かいました。



暗くなって提灯や出店の明かりが浮かび上がると、いっそう雰囲気が出てワクワクします。

商店街狭しと溢れる人々に、東京のお祭りを感じました。
地元では、唯一、酉の市をしているお寺があるのですが、一度も行った事がありません。

ソースの焦げる香り漂うお好み焼き、たこ焼き、煙が目に染みる焼鳥、懐かしいリンゴ飴に金魚すくい、回る射的、子供が手に持ってハシャいで甘い匂いを振りまく綿菓子…どれも惹かれましたが、目で楽しんで、歩き疲れた後は、喫茶店で休憩をしました。


「沢山歩いたね」と半ばグッタリしていた私とすーやんさんでしたが、ツイッターで見た、新宿の花園神社で見世物小屋の興行をやっているという情報に
「そうだったーーーーー!!!」
と、一気に目が覚める私。
今年の夏、靖国神社で観た見世物小屋で、蛇を食べる小雪太夫さんに魅入られてしまった時に、見世物小屋について色々と調べ、秋には花園神社で興行をしているという情報を読んでいたのでありました。

絶滅寸前の伝統芸能を、すーやんさんにもオススメしたいとお誘いし、
「口から血が垂れるのを見るのは怖い…」
と仰るすーやんさんに
「2回目からは頭の無い死んだ蛇を使うから大丈夫っ!!!」
という、無理矢理な説得をして新宿へ向かいました。


ツイッターで呟いて下さった方に感謝です!


つづく。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/7 巣鴨地蔵通り商店街散策

カテゴリー │散歩東京

オードリーのANNにおける、春日さんのフリートークの様な巣鴨話つづき。


待ち合わせ前に、巣鴨駅近くの千鳥屋へ。
生姜饅頭とお茶を頂き、『フィルデン』を購入。
ディズニーランドで売られているチョコレートクランチと同じという事で、食べてみたかったのでありました。
後日食べた所、美味し過ぎて、アッという間に10個が胃袋の中に…。
妹へのお土産にも買ったので
「気を付けなよ!!」
というアドバイスをしました。



11時前には、すーやんさんと合流し、とげぬき地蔵尊高岩寺へ。
御線香を焚き、洗い観音様の御身拭いをしました。
並んでいる間に、前夜のANNの話など。
川崎のハイタッチ会振りにお会いしたので、話も弾みます。


御参りをした後には、巣鴨といったら!の『マルジ』でお買い物です。
父へは、使ってくれるか判らなかったので買わず、母には赤腹巻きと赤レッグウォーマー、妹には赤足袋、自分用には赤足袋と赤パンツを購入。

赤足袋のトラの刺繍が可愛いです。

全ての店舗のマルジが混んでいて、お会計を済ませて外へ出ると、結構な時間。
そのまま早稲田へ向かいました。


早稲田祭2010は、若者でひしめき合っていて、お笑いライブ以外は何も観る事も無く出てしまいました。
模擬店も気になりましたが、とにかく人だらけで、焼きそばなんか買った日にゃあ、3秒後には他人の頭に浴びせ掛けてるだろうという位。
門を出て、お茶でもしようとお店を探していると、都電乗り場を発見!

あれが都電!?良くTVで観るあの都電荒川線!?と、興奮する私達。
都電に乗って、新庚申塚で降りて、再び巣鴨散策をしようという運びになりました。


都電の中で、楽しかった早稲田のお笑いライブの話。
しかし、
「番組観覧が20代迄というのが良く判ったよ…。矢じるしであんなに笑えるのって若者だけだら…」
という話もシミジミと。
矢じるしといえば、川崎のハイタッチ会で
「あの向かって右の人、ノンスタイルの井上みたいだね」
と言っていたら、本当に井上という苗字の方だという事を後から知りました。


再び巣鴨にやって参りました。
「『ときわ食堂』という昭和丸出しの大衆食堂があって、そこのニラレバ定食が絶品で、色々なメニューがありますのでそこに行きましょう」と、ときわ食堂へ向かうとビックリ!
改装して綺麗になってます!!
私が食べに行ったのは4年前。2年前に巣鴨に行った時は、奥迄行かなかったので気付かず。
そうだったのか…。
でも、垂れ下がっている紙のメニューは健在、値段も安いまま!
少し安心するも、混んでいたのでまたの機会にして、おそば屋さんへ入る事に。


お店の名は『更科』。
天丼とそばのセット1,200円にしたのですが、これがまた美味!!

天ぷらのタレが染み込んだ所と、少しだけ残るサクサク感が嬉しく、おそばもスビズバと喉ごし抜群。
天丼自体も久し振りに食べたので、感激の美味しさでした。


お腹がイッパイになった所で、お買い物と、酉の市!


つづきます。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/7 巣鴨の喫茶店『伯爵』

カテゴリー │喫茶店・カフェ東京

11月7日、早稲田祭でお笑いのライブを観る為に上京したのですが、ついでに「巣鴨の酉の市に行って、マルジで赤パンを買おう!」という案を実行しました。



朝9時過ぎの巣鴨大鳥神社商店街。
出店もまだ屋台を作っている途中で、神社の参拝客もあまり居ません。
境内には既に沢山の熊手が売られていて、結構な迫力。
色々なデザインの熊手を見て楽しんだ後に、御参りをして、御神酒を頂きました。

「夜になったら賑やかになるんだろうなあ」と思いながら、待ち合わせまで時間を潰そうと、前から行ってみたいと思っていた巣鴨駅近くの喫茶店『伯爵』へ行きました。



シャンデリアとステンドグラスが輝く昔ながらの純喫茶。
赤絨毯を踏みながら広い店内、どこの席にするか悩みます。

隅の2人席に座り、マンゴージュースを注文。
メニューの用紙が、レザック66という所からして昭和です。


ジュースを飲みながら店内を見ていると、隣のオヤジさんと目が合いました。
そのオヤジさんは、体の大きいガマガエルの様な風貌で、ガラガラ声を出しながら、舎弟の様な青年に熱心に話をしていました。
舎弟の方は、イボガエルの様な風貌で、ガマガエルの目をジッと見つめながら話を聞いています。
あんまり普通では無いオーラなので、何者なのだろうか…と、またチラッと見ると、向こうもチラッと見て来ました。

3回目に目が合った時は、
「怒られたらどうしよう」
と思ったのと同時に
「逆に仲良くなっちゃったらどうしよう」
と思いました。

私がトイレに行っている間に彼らは帰っていたので、そんな心配はしなくて良かったのですが、客層から、正装の店員さんから、内装まで、なかなかに濃い雰囲気な『伯爵』、ハマりました。


この『伯爵』、池袋にも店舗があるそうです。
ちなみに、巣鴨地蔵通り商店街には『貴族』という喫茶店もございます。


午後の話につづく。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/7 早稲田祭2010 『わせだお笑いらいぶ』【第1部】

カテゴリー │東京お笑いライブオードリー


11月7日、早稲田祭2010の『わせだお笑いらいぶ』【第1部】を観に行きました。


会場は、早稲田キャンパス15号館301教室。

出演者は
●矢じるし
●ねじ
●ハマカーン
●オードリー
の4組。

学園祭のイベントは何度か行った事がありましたが、教室でのライブは初めての経験でした。
650人収容の教室で、立ち見迄ギッシリの熱気の中、講義を受ける様な気分で観る漫才、楽しみました。


●オードリー
いつもの様に、そびえ立つ山の如しな春日さんを横にして、若林くんの漫談からスタート。
「3ヶ月振り位に漫才しますけれども」
と話し出す若林くん。
続けて
「ウチの相方は早稲田の学生さんには良くして頂きまして…」
と言った時に、私は『学生HEROES!』の事なのかな?と思ったのですが(観た事は無いのですが)、若林くんは
「春日さんの自宅のポストの中身を写メ撮ってmixiに載せるというね…その節は、本当に、有難うございます!!」
と、サラッとちょっとした事件を語る若林氏。
しかも、「有難うございます!!」の言い方が、ANNで良く聴く、心のこもってるんだかこもっていないんだか判らないあの言い方で、笑ってしまいました。
その後は、むつみ荘が子供達の待ち合わせ場所になっているとか、「春日死んだのかな?」話。
「春日の足も治って、漫才が出来るのは嬉しい」と語り、その中を割って入る春日さんの

「みなさん」

が。
一気に沸き上がる会場内。しかし、みなさんに続くセリフは

「本物のこけしですよ」

若林「本物のバカなんですけれども」
春日「ヘッ!!」
若林くんの突っ込みと、久々の生で観る「ヘッ!!」に笑ってしまいました。
「ヘッ!!」の破壊力凄しです。


若林くんの
「将来が不安で、10年後は何をやっているのかと思ったりするんですけれども」
という漫才の入りに
春日「100円ショップのオーナーだろ!」
若林「ダイソーか何かの?」
春日「個人経営だよ!」
のやりとり。
若林くんが、春日さんの背中をバシッ!と叩くのですが、全くビクともしない春日さんがカッコイイです。
若林くんの「10年後は結婚していると思うんですけれども」からの「春日はもう結婚しているぞ!」「誰と?」「お笑いとだよ!」「別居中だろ!」の掛け合いが大好きなのですが、今回は、若林くんの
「いつまで別居してんだよぉ、笑い取ってヨリ戻せよぉ」
という振りが面白かったです。
春日さんの答えは
「きんたま」
で、「ごめんね」の御品も「きんたま」でした。
グイーッと金玉をもぎり取って、前列のお客様に差し上げようとしていた春日さん。ノリノリでありました。


ネタは、20年後の春日さんが東京ドームで開く『引退セレモニー』。
オバマからの電報の後、何故か上原美優からのメッセージを読み上げ、若林くんが
「オバマの後に弱過ぎるだろ!」
「読まなくていいだろ!」
「後でスッゲー怒るからな!」
と怒り、どちらにしても上原美優に失礼な2人。
「上原さんに謝れ!」と言いつつ間髪入れずに「どうせきんたま出すんだろ!!」と春日さんを叩く若林くん。その後冷静に金玉のウンチクを語る若林くんを遮る春日さんの「さっ!!」
この当たりから笑いが止まりませんでした。

セレモニーに現れた、春日さん演じるスペシャルゲストの若林くんに対するブーイングも、毎回大袈裟になって行って、
「ヒャーハッハッハー!!なんだあの体型ーーー!!!」
にはウケ過ぎてしまいました。

途中から『スーパージョッキー』のタケちゃん化する春日さんの若林くん。
日曜の昼下がりに観るピコピコハンマーのたけし氏は、正にスーパージョッキーの時間帯!!と感動を覚えつつ、
「こんな引退セレモニーは嫌だ!」
のセリフにウケました。
最後はボビー化しての、おしっこ漏らし!


続いて、春日さんからのプレゼント、
「カスカスダンスです」
に驚き!カスカスダンス!?そして
春日「ラストカスダンです」
若林「『花より男子』みたいに言うんじゃねーよ」
というやりとり。

勿体つける春日さんに、
「カスカスダンスなんて予告してウケないだろ」
と言う若林くんの予想を裏切る、20年後のカスカスダンス!!!
ヴィジュアル系バンドのライブを観ている様な、宝塚のパフォーマンスの様な、鶴の羽ばたきの様な、美しく波打つ手首のスナップといい、規則的に揺れる短い髪の毛といい、完璧にオカシイ光景を目の前に、笑いながら涙が。
カスダンに若林くんも参加して来た時には、会場の皆が揺れる程の大爆笑。
後方の席で、それを身体を斜めにして観ていた私はお腹を捻ってしまい、お腹の痛さと面白さで流れる涙を手拭いで押さえながら笑い続けるハメに!
ライブ感、たまりませんでした。


最後の最後は、トレードマーク、クーピンのスーベーをプレゼントと言う春日さん。
「トはどこに行ったんですか?」
と若林くんに言われ、
「クーピンのスーベーを脱ぎまして、引退 と! させて頂きます」
と返す春日さん。
オチはいつもと同じです。
大満足!!!
笑い過ぎて疲れました。


●質問コーナー
質問コーナーになっても客席は明るくならなかったので、ここぞとばかりにメモを取りました。机がペンを握らせて…。
・芸歴が一番長いのに、一番汗だくだと突っ込まれる春日さん。
・ハマカーン浜ちゃんが、「前に居る学生さんが『まいて』のカンペを出して来て…」という話を。
若林「カスカスダンスの時に凄い出てましたね」
カスカスダンスのリズムに合わせて動くカンペ…笑いました。
・女子学生の方の司会の元、『学生時代に戻れたら、どんなサークルに入りたい?』という質問が。
すかさず浜ちゃんが
「NGワードありますよね?」
早稲田といえば、そんな事件もあったなと、逆に思い出させてくれました。
・春日さんは、水上スキーのサークルに入りたかったけど無かったと言ってました。他にはテニスサークルと言っていて、若林くんに「昭和だな」と言われていました。
・大学を出たのは、オードリーとハマカーンで、矢じるしとねじは高卒組という話題になった時に、
「梅津は小卒だけどな」
と、イヤミ口調で言う若林氏。酷くて笑いました。
・『相方の好きな所は?』という質問に、
「昼間言える範囲で?」
と言う春日さんと、
「夜の関係もあるって事?」
と言うハマちゃんと、
「タマキンも昼間言えないよ!」
と言うハマカーン神ちゃん。
結局、春日さんは答えていなかった気がするのですが、若林くんは「真面目な所」と言っていました。
・ハマカーンの2人は
神ちゃん「身体が頑丈な所」
浜ちゃん「出がいい所。貴族みたいな奴で、隣に居ると汚さが浄化される」
と語っていました。
そこで若林くんが
「浜ちゃんは1人で歩いてるとブルーカラーに見えますからね」
と言っていて、確かに浜ちゃんは作業着が似合いそうだけれども!と思いつつ、酷くて笑いました。
・そこから、浜ちゃんが昔、久我山で若林くんとすれ違い、「おーい!若!」と声を掛けた所、その時の浜ちゃんは、ヨレヨレの服に、手には裸のキウイという風体だった為、若林くんにシカトされたという話をしていました。
裸のキウイを手に
「おい若、旨いきんたまがあるぞ」
というセリフを言ったらしく、春日さんとで“金玉のワンペア”と呼ばれる浜ちゃん。
・ねじの2人は仲が良いらしく、「僕にとって完璧」「喋りも達者」「新しい靴に気付いてくれる」など、御互いを褒め合うコメント。
司会の学生さんに「ねじの御2人はラブラブなんですねー」と言われていました。
・矢じるしの時点で『まいて』のカンペが出て時間切れ。
「好きな所の最後の文字だけ言え」と周りに言われ、「い」とだけ言う梅津氏でした。
・『ED』というカンペに、
「失礼な!」
と怒る浜ちゃん、
「全員ちゃんと機能してますから」
と若林くん、
「こんなキンタマ関係のライブでいいんですか?」
と神ちゃん。
『春日きんたまライブ』と称して、楽しそうなステージ上。
無事エンディングを迎えました。
・プレゼントコーナーでは、
「春日さんのベストでは無いんですが…」
と言う司会の学生さんに、上手いッ!と言わんばかりにビシッと指さしをする若林くん。
「台本には書いてありません!」
とも言って、褒め讃えてあげていて和みました。
プレゼント抽選会では、春日さんが選んだ席にお客さんが居ないというハプニングもあり、最後迄盛り上がった『わせだお笑いらいぶ』の第1部でした。


●その他
・矢じるしは、ヒップホップなネタで、大学生の心をガッチリ掴んでいました。
・ねじは、秋田弁ネタ。
昔ミスターマガジンでやっていた『へば!ハローちゃん』を読み返したくなりました。
“方言を使うネタ=面白さ”なのでしょうが、“方言=哀愁・旅情”と感じてしまう私は、ねじの秋田弁を聞いて、少ししんみりしてしまいました。
・ハマカーンのネタは、『ラーメン』。
ハマカーンの漫才は、いつ観ても全力で、同じネタでも初めて観たかの様な新鮮さを味わえて、面白いです!
何回観ても楽しめます。
“姉が神田うの”ネタになると、神ちゃんのスーツや小物や靴を見ては、「上等な物を御召しになられているな…」と思ってしまいます。
・オードリーは7月のナゴヤドームのイベント振りでしたが、相変わらずの面白さでした。
TVで観られるオードリーは嬉しいし、ほぼ毎日楽しませて貰えているけれど、やっぱり生で漫才を観る時間が最高に楽しいなと実感しました。
もっと生で漫才を観たいとか、新ネタも観たいとか、求めるものは沢山ですが、それはまた後々の発表があった時の楽しみにします。


2010年、生で観るオードリーの漫才納めでした!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

【夏のお蔵出し】8/23 『オードリー春日のカスカスTV おまけに若林』DVD発売記念ハイタッチ会

カテゴリー │オードリー川崎




8月23日、ラゾーナ川崎にて行われた『オードリー春日のカスカスTV おまけに若林』のDVD発売記念ハイタッチ会に行って来ました。


前説は、後輩芸人の矢じるしが担当。
梅津氏の語る春日氏のケチエピソードで盛り上がった後に、オードリーの登場。


若林くんが
「200人位しか集まってないかと思いました」
と言うと、
「ナメて貰っちゃ困るよ!」
と春日さん。

DVDについては、
「好きな事をやらせて貰えるという事でムチャをしました」
と語る若林くん。
春日さんは
「誇りを持ってやってますよ!ゴールデン目指して!!」
と熱く宣言。
「CSから深夜、1回夕方に特番を打ってからゴールデンへ」
と、段階を踏んだストーリーを語り、若林くんに
「勝手に『コレアリ』のパターンですね」
と言われていました。

「1巻2巻と出ましたけど、テレビあさしの方に、是非地上波でやって下さいっていうのを…」
と、「テレビ朝日」を「あさし」と噛む春日さん。
若林くんに突っ込まれて
「東京じゃあないから噛んでも大丈夫」
などと、謎の言い訳をして会場からブーイングを受けていました。


ステージは終わりに近付き、若林くんの御挨拶に。
「ラゾーナはオードリーのDVDでもイベントをやりましたけども、今回もこんなに集まってくれて嬉しいです。」
「1年前は何が何だか分からなかったけど、今はファンキーな感じで…」
「ここに居る皆さんに支えられて…」
段々棒読みの胡散臭いセリフ回しになってくると、春日さんの
「もうバレてますからね。そんな事思ってないって事が」
という突っ込みが。


ワイドショーやスポーツ新聞の囲み取材の後、ハイタッチ会の開始です。

アルファベットでブロック分けされていて、どんどん列が進んで行きます。
TVで良く観る、アイドルのハイタッチ会の様な光景が目の前に。

“A”が終わった時点で、既にヨレヨレの若林氏。
矢じるしの2人が
「若林さんには優しくハイタッチをしてあげて下さい!!」
と言っているのを何回も聞きました。

ハイタッチをしながら
「体重かけんなって言ってんだろうがぁぁぁぁ!!」
御怒りの若林くんに対して、
「よしよしよし、もっと来いよー!もっとドカンと来いよー!」
余裕の春日さん。

長机に横座りして、へっぴり腰になりながらハイタッチを続ける若林くん。
たまに男性のファンの方に吹っ飛ばされていました。


以下いろいろ。
●ハイタッチ中、矢じるしの2人がそれぞれ春日氏若林氏にマイクを向けて話を振るので、律儀なオードリーは矢じるしを見て返事をしてしまい、ハイタッチをする側にとっては、若林くんと梅津氏が顔を見合わせての会話中にハイタッチ、そのままスルーという事態になっている方々も。
春日さんは、暫くすると1点しか見つめなくなっていました。
お客さんの、ハイタッチして来る手のひらだけを見ていた模様。
●春日さんの御父様は、DVDを15枚買ったそうです。
●ハイタッチ中、ブツブツと色々な事を言うオードリーの2人。
●若林「これだけ来ていて知り合いが1人も居ない」
●春日「きんたま、たまきん」
●1回目の休憩後、春日さんは、素肌にピンクベストのみで登場。
若林くんは、Tシャツの袖が暫くの間、日向小次郎になっていました。
●若林「ブーメランパンツ一丁で出て来れば良かった」
●若林「おこさんが来たから、手の位置をひくくしよう」
●若林「体調は最悪なんですが、みなさんのおかげでここに立ってます。と、ツイッターに書き込んで下さい。好感度上げてええぇぇぇぇ〜!!!」
●2回目の休憩前、テントへ入る時に、お客さんへ向かってワキを見せる春日さんと、それを真似する若林くん。
●春日「今週のジャンプまだ見てない」
●若林「骨が見えて来ましたが、ファンサービスは止めません!」
●若林「雨男って言ってたやつ、連れてきてくれ」


ハイタッチは延々と続き、オードリーも沢山話していましたが、暑さでギブアップ!
自分の番が終わったら、涼しい所へ避難してしまいました。
行かれた方、お会いした皆様、大変な暑さの中、お疲れ様でした!


帰りの道中では、去年のラゾーナ川崎のイベントも行ったなあと1年前の様子を思い出し、今回は、若林くんの
「1年前は何だか分からなかったけど、今はファンキーな感じ」
というコメントが印象的だったなあとシミジミしました。
余裕が出て来たのか、でも“ファンキー”って、喩えとして何だか良く分からないな、いやこんなコメントが若林くんらしいな…と思いつつ、今年もオードリーが大好きで、こういったお祭り的イベントに、去年も一緒だったすーやんさんと、前からお会いしたかった方々と参加出来て、良かったなあと思う楽しい1日でした。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/3 浜松駅南口ディープスポットとサッポロ街の『ニーナ』

カテゴリー │御食事

談春さんの独演会の後、仕事帰りのあなん尚子部長と会い、浜松駅南口方面をプラプラと散歩をしました。


駅の近くで何を食べるかの話になり、『みんみん』というラーメン屋があると言うマツと、そんな店あったっけ?と言う部長。
行ってみると、そこには『るんるん』というお店が…。


近辺の様々なお店を覗き、2人共お金が無いので(切な!)駅前のロイホでも行くか、シートの座り心地がいいで…。でもその前にサッポロ街を通って行こう、と言って大回り。


途中、『山水』という旅館の前を通りました。
失礼ながら、この『山水』、前に外観だけ見た時には既に潰れているのかと思っていたので、営業していてビックリしました。
しかも、玄関を覗けば、なかなか雰囲気のある和風の旅館です。
つげ義春先生の漫画に出てきそう。
「山水旅館に報せておいでよッ」


そんな話をしながらサッポロ街へ向かうと、タイ料理のお店『ニーナ』の扉から、コートを着たママの影が。
店を閉めて帰る所の様子だったので、
「ママー!!」
と叫んで遠くから走り寄る私達。
「ドウシタネー!遅イヨー!寄ッテクカー!?」
閉めたのに悪いよーという思いと同時に
「今2,000円しか持ってないー!」
と、お金を持っていないアピールが出てしまう悲しき貧民。
ママは、
「タイラーメン食ベテクカ?」
と優しく言って下さいました。(タイラーメンは安い)
「やったー!!」
と喜ぶ我々。
閉店後の看板が入れられた店内へ入りました。





野菜タップリのタイラーメンを作って頂き、ココナッツミルクで煮たカボチャのデザート迄出して頂き、ウーロン茶も2杯ずつで、1人1,200円!
有難しです。

タイラーメンもカボチャもうま男(リスペクトオードリー春日氏)でした。
このお店『ニーナ』は、トムヤムクンも絶品で、タイビールで流し込むあのスープの旨味がたまりません。
今年はまだ3回しか行けていないのですが、忘年会はここでドンチャンやりたいな…と、ヒーターとタイラーメンで暖まった身体をさすりながら思いました。


ママの楽しいお話にも沢山笑って、部長持参の堂島ロールも頂き、お店を出たのが22時過ぎ。
この日は、原付マツとチャリ部長だった為、なかなか帰りたくなく(風が寒いから)、ロイホの紅茶やココアを飲んでから、静かな街中を後にしました。


3日の話おわり。
明日は、久し振りの生オードリーなので、今から楽しみです!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

11/3 『立川談春独演会 浜松公演』浜松市福祉交流センター

カテゴリー │舞台ライブ


3日の水曜日、浜松市福祉交流センターへ『立川談春独演会 浜松公演』を観に行きました。


談春さんといえば、私の中では、小6から中1に掛けて観ていた『平成名物TV ヨタロー』と、競艇が占めています。
以前、蒲郡競艇で御見掛けした時には興奮したものでした。


中学生当時、『ヨタロー』で若手落語さん達の面白さにハマッたものの、身に染み付いたものは、隠語と下ネタとブラックジョークで、古典落語は、子供向けの落語の本を読む位。

大人になった現在は、ビッグコミックオリジナルで連載している『どうらく息子』の影響で、新たに落語に興味を持ち始めている所でして、今回の独演会は、とても良いタイミングでした。



●粗忽の使者
・仲入り
●妾馬


御弟子さんの前座は無く、談春さんの登場。
マクラは、浜松といえばの競艇場のお話から、蛭子さんに、まっさん(さだまさし)、私の好きな人達のエピソードが聴けてニヤニヤしてしまいました。


「そそっかしいという言葉はいいよね。人を傷付けなくて」と、そそっかしい前原大臣の話などに持って行き、『粗忽の使者』です。
仲入りがあって『妾馬』。
『妾馬』は、八五郎が“後の…”という、『粗忽の使者』に繋がるサゲに心温まりました。

本当に面白かった!行って良かったです。

粗忽者が出て来る落語が好きなので、『粗忽の使者』は最後迄楽しく観られて、『妾馬』は、マクラで話された
“歳を取ったというのは、自分自身ではなかなか実感出来ないものだけど、親を見ると『老い』というものに気付く”
といったくだりで、早くも胸が詰まる思いに。
八五郎のキャラクターは、談春さんのカラーに似合っていて、汗を拭きつつ演じる姿に、後半は、私も周りも皆、静かに涙を拭っていました。

マクラで談志師匠の事を話される時の穏やかな声や、御殿様の声色、おっかさんの話が出て来る迄のドキドキ感など、印象に残っている所が沢山あって、今でも思い出しては「ふふっ」としてしまいます。

談春さんの色々な落語をもっと聴きたいと思いましたし、他の方々の落語も聴きたいと思いました。
良い時間を過ごせて、大満足の2時間半でありました。


公演後、物販で写真集を購入すると、談春さんから直接手渡しをして頂けるというので、ワクワク購入。
物販に立つ談春さんは、師匠の貫禄!
当然ながら、競艇場で御見掛けする姿とは全く違います。

写真集を受け取る時、中学生の頃に『ヨタロー』を毎週観ていて大好きだったという事と、今日の独演会が大変楽しかった事を緊張しながら告白しました。
握手もして頂けたのですが、大きく暖かい手に感激!
談春さんは、
「さっきもその話してたのよ。もう20年前だよ〜!変わった中学生だねえ〜」
と!
さっきも!うわー!その御話が聞きたかったです!!

毎週土曜は、『イカ天』と『ヨタロー』を観てから寝る子供でした。そして確かに、同級生に
「『ヨタロー』観てる?」
と訊いても、誰も「観てる」と言ってくれた子は居ませんでした。
鈴木みそ先生の『あんたっちゃぶる』で、うっかりちゃっかりがネタにされていたのも懐かしい話ですが、置いといて。


談春さんと、見守っていたスタッフの方々に深々と御礼をし、福祉交流センターを出ました。
外は寒かったですが、心はホカホカ。
嬉しく楽しい良い気分で
「友達に会ってこの気持ちを伝えたい!」
と、あなんさんにメールをするマツでありました。



帰宅後、写真集も観ました。
ビシッと高座に上がる姿の写真や、声が聞こえてくる様な高座中の写真、楽屋での楽しそうな様子など、沢山の写真がありましたが、その中で目を惹かれたは、やはり談志師匠と御一緒の写真です。
楽屋で談志師匠を見つめる談春さんの表情、心配そうにも見えますし、嬉しそうにも見えますし、子供の様な、他の写真には無い何ともいえない表情をされていて、ずっと眺めてしまいました。

そして、あまりハードカバーの本を買わないので、なんとなく読んでいなかった『赤めだか』もこの機会に購入して、まんまとハマりました。
夜中に泣きながらの一気読み。面白かったです。
志らくさん側からの視点も気になるので、『雨ン中の、らくだ』も読もうと思います。
既に、志らくさんのWEB連載の朝寝坊のらくさんの話で泣いた事があるので、覚悟して読まねばです。


開場してから配られたチラシを見たら、来週はクリエートに志らくさんが来られると書かれていたので、もっと早く知っていたら…!と悔しい思いをしました。
地元でも落語会は盛んな様なので、足を運んでみようと思います。

落語を体感するのは、こんなにも心地良いとは!

今月は、『とよはしまちなかスロータウン映画祭2010』の『落語娘』上映会&柳家喬太郎独演会に行く事は決まっているので、益々楽しみになりました。


あなん部長と会ってからの話につづく。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

【上半期お蔵出し】とんかつ『幸楽』

カテゴリー │御食事

グルメサイト『食べログ』における、とんかつ部門全国第1位が、何と我が町・浜松のとんかつ屋さんという事を知り、前々から行ってみたいと思っていました。



そのお店の名は『幸楽』。

6月27日に、なんなんさんとお邪魔しました。



ロースかつの松を頂きましたが、
「そりゃこれが1位だらぁーーーーー!!」
と、遠州弁丸出しで、カウンター一番奥の席から入口の引き戸をガラガラ開けに行き、表の人々に叫びたい位に美味しかったです。

岩塩が合うサクサクの衣とジューシーなお肉、素朴ながらも嬉しい味がするポテトサラダ、とんかつに合うナメコの赤出汁の味噌汁、全てに文句無しです!
しかも、油ものに付き物の胸焼けが一切ありませんでした。
これに一番感動したものです。

太田胃散A錠剤いらず!!!


『幸楽』の後、『ballon』のケーキ(木苺とほうれん草のムース)を食べた程です。
ちなみに、この日は、仕事終わり&誕生日翌日のあなん尚子部長に会い、『若ちゃんまんじゅう』を渡した日でもありました。


『幸楽』は、年輩の御夫婦で頑張っていらっしゃるお店です。まだまだお元気で、美味しいとんかつを食べさせて頂きたいなと思います。
カウンターだけの混み合うお店ですが、またジックリと美味しいお肉を味わいに行きたいです。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)