3/28 オードリー単独ライブ『プレイボーイおばさん』昼の部 恵比寿エコー劇場に行って来ました

カテゴリー │東京お笑いライブオードリー



昨日は恵比寿エコー劇場にて、オードリーの単独ライブ『プレイボーイおばさん』を観て来ました。


〜昼の部の感想〜

●漫才1
●タイトルバック
●コント1『結婚の報告』
●コント2『スタイリスト』
●若林ピンネタ
●春日ピンネタ
●漫才2
●コント3『殺人の動機』
●コント4『サラリーマンファイター』
●漫才3
●エンディングトーク
●エンディングテーマ『キセキ』

登場して直ぐの漫才は、緩急の効いている畳み掛けの選挙演説系のネタでして、オープニングに相応しい爆笑に次ぐ爆笑の漫才でした。
転校生の若林氏がクラスメイトに御挨拶。そこで春日氏がクラス内の様々なキャラになって若林氏の挨拶を邪魔するのですが、学級委員から女番長、給食を早く食べたいおデブ生徒やダメ先生などなどが登場し、最後はギャリック砲が繰り出される戦闘世界へ。
そこに教壇でポツンと立っている転校生若林正恭くんを思うと面白過ぎます。
1本目から沢山笑って、気持ち良くスタートです。

タイトルバックのVTRは『アドレな!ガレッジ』で流れていた“水かけ”の映像でした。
寝てる春日氏に水をぶっかける前の若林氏、春日氏の枕元にある2本のリモコンをそぉ〜っとどかしている所はTVではカットされていたので、今回観られて良かったです。正に鬼の目にも涙。
若林氏と春日氏の顔がババンとアップになった時、名前と一緒にそれぞれを形容する文字が画面に散りばめられていたのですが、これが面白くて
若林【陰湿】【腹黒】【暴君】【悪童】
春日【倹約】【変態】【怪物】
という御紹介が。
若林氏の陰湿・腹黒・暴君・悪童は凄まじ過ぎて、春日氏の残りの1つはもう覚えていません。
陰湿・腹黒・暴君・悪童…イイですね。

春日氏のキャラを活かしたコント『結婚の報告』は、キャラ☆キングのアメリカン親父を使ったもので、コントの導入部分もTVと同じでした。
アメリカン親父の堂々として下品だけど憎めない無理矢理な下ネタが好きだったので、ナマで観られて嬉しかったです。
『スタイリスト』は、オイルを塗りたくったボディビルダー風のスタイリストの春日氏が若林氏の注文に答えていくコントなのですが、様々なポーズをつける春日氏に
「そういう方向で行くんならもうちょっと筋肉付けないとォ」
「ちょっと腹が弛んでるじゃない」
と、ボソボソ言っている若林氏がツボにハマり、要所要所でしか喋らないスタイリスト春日氏の声は低音の魅力タップリでセクシィでした。

幕間の繋ぎには、自宅のコタツに入り、笑顔で寛ぐ春日氏の独り喋りのVTRが流れるのですが、それがドリフ大爆笑の長さんよろしく、四季の話や時事問題などから次のネタへ繋げるトークに展開されて、ほのぼのとしたBGMと共に、何故か珍妙なムードも漂っていました。春日氏の『間』がそうさせるのでしょうか。妙に和んでしまいました。
他の芸人さんの単独みたいな凝ったVも観てみたかったけれど、栗坂氏のブログを読んだら今のオードリーにそれを求めるのは酷だという事が判ります。

若林氏のピンネタは『若ちゃんぴん野球教室』という、去年のR-1ぐらんぷりで準決勝進出したネタでした。
当時の若林氏のブログに「口で説明するのが難しい」と書いてありましたが、確かに観て初めて「ああ〜!」となるネタだと感じました。
野球のスイングを都内近郊の鉄道路線図で説明するのですが、テツなので田舎者の私でも面白く観られました。
日暮里がちくび、五反田にコカンがツボです。
「高円寺は30過ぎると個性がどうとかがめんどくさい」も。確かに!!!
ただ…向きが…。
「新宿から、中野!」が、若林氏から見た方向の新宿から中野なので、実際の路線図が頭にあるコチラ側では「そこは信濃町とか四ッ谷辺りではないのか?」と思ってしまうのですよ。
そんな糞細かい事を言っていたら氏からバットでドーン!と浦安辺りに吹っ飛ばされるかと思いますが「いつか観てみたいなあ」と思っていたピンネタだったし、若林氏の割と早口だけど滑らかで聞き取りやすい口調でポンポン出て来る面白ワードを堪能出来て良かったです。
オチは「向太陽かーーい!!!」と突っ込みたいマガジン世代。

春日氏のピンは映画『クイール』から、クイールになりきって映画を再現するというネタだったのですが、これは千原ジュニア氏風に言うなれば
「これは見方によっては評価が分かれますよ〜!」
的な感じだと思いました。しかし、私は映画を観ていないので何とも言えず。
ただ、クイール役の全身白タイツ姿の春日氏。「犬をやるならば耳や尻尾を付けてやればいいのに…」と思っていたら、後の漫才とトークで若林氏が同じ事を言っていました。やっぱり!

カスガーな女性芸能人を判定するという漫才を挟み『殺人の動機』というコントがありました。
殺人を犯した若林容疑者が、春日刑事に事情聴取されるというコントなのですが「人を殺すとこうなるんですね」と言いつつ1つ1つ被害者の暴露をしていく若林氏にウケました。
被害者がフライデーされてといってはゲロを吐き、被害者が畳協会から表彰されて事務所に送られて来た畳2畳が邪魔だと言ってはおしっこを漏らし、被害者の家族もオカシイと耳からも液体(血?)を吹き出す若林容疑者のハジケ振りが面白かったです。ノリに乗ってる若林容疑者と、うろたえつつも平静に努める春日刑事のやりとりがオチ迄ずっと続き、オチでまたワッと盛り上がるネタでした。
たいがい酷い事しか言っていませんでしたが「若林くんそれは酷いぜ」と思った一言は
「太ったaikoが美人な訳がない!」
という貫き振り。どちらにも失礼で逆に笑ってしまいました。

『サラリーマンファイター』というコントがまた、2人のキャラ、春日氏の良い声、若林氏のキャンディボイスを活かしたネタで最高でした。キャンディボイスって何だよ。
これはもう1度どこかで観たいです。

最後は
「毎日あんまり楽しい事が無いし、生きてる意味がないから明日死んじゃおうかなと思ってるんですけれども」
といった若林氏の不穏なセリフから始まる漫才でしたが、最後はお求めやすい価格で販売されているオードリーグッズを宣伝する形で明るく朗らかに締められました。

期待しつつも短く終わったエンディングトークの後は、エンディングテーマが。
聴こえて来たのはGReeeeNの『キセキ』で、唄うは何と若林氏。
ギャー!!!これは…これについて若林くんの見解を聞きたい!!

スタッフロールが終わり(『END』ではなく『バーイ』の文字)、客電が点いた後も流れて来る蠱惑で官能的なバカ殿ボイスを聴きながら、アンケートを書いて会場を出るのでありました。

初めて生で観る事が出来たオードリー。そして、このタイミングでの単独ライブ。
「とにかく楽しもう」と思っていたので、文句無しの大満足でした。
出演番組を追い掛けるファンですら大変なのに、あんなに忙しい中こんなに沢山のネタを作って魅せて貰えた事に感謝です。有難き幸せ。
またどこかで生のライブを観たいです。

他にも色々思い出したら書きたいですが、この位で。
ライブ前に御一緒して下さったすーやんさんとドキンぱんなちゃんにも感謝申し上げます。
すーやんさんとは、若林くん・つげ義春・水木しげるのトライアングル話が出来て感激でした。


今日は川崎ミュージアムにて『戦後の作家たち展』と『昔のくらし今のくらし展』を観て、新幹線の中の鬼瓦に送られて帰郷しました。



新幹線内に鬼瓦は凄いわ!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

3/25 ライブシアター銀映に行って来ました

カテゴリー │ストリップ観劇

こんばんは。競艇とストリップにロマンを感じるマツです。


去年、たまたま時間潰しに選んで観に行った渋谷のストリップ劇場。

その時、ひとりの舞姫に恋をしてしまった私。
それからその娘の事を忘れた日は1日と無く、先日、再びゆんちゃんと観に行ってしまいました。



今回の劇場、名古屋にある“ライブシアター銀映”は入場料が4,500円の所、女性は何と1,000円。
わざわざ携帯に銀映のサイトをブックマークして来た私は入口で1,000円の割引きページを見せようと思っていたのに、これには驚きました(流石にHPには女性1,000円という事は書いておらず)。

中へ入ると真っ暗で、丁度ステージが始まる時間。
しかもグッドタイミングで、私の好きな踊り子さんの出番です。

照明が点いて音楽が鳴り場内を見渡すと、かなりの広さ。
女性専用シートやカップルシートもあり、舞台中央にはミラーボールがきらめいて、舞台の両端にはポールも立てられていました。

そして4ヶ月振りに観る、あの娘が舞う舞台…!!

去年、渋谷の劇場で初めて彼女の姿を観た時、私は彼女が出て来て直ぐ、隣りに居たゆんちゃんに
「プロの匂いがする」
と呟いたのを忘れません。
それ程迄に素晴らしく美しい舞を魅せてくれる娘だったのです。

指先から足の先迄神経が行き届いた細やかなポーズといい、スローモーションで観ている様な滑らかな動きといい、とにかく踊りが美しく、それに合った儚げな表情も綺麗で、その顔を観ているだけで胸が締め付けられる様な気持ちに…引き込まれるとは正にこういう事なのかと思いました。

着物がフワッと舞えば、香水の様な白粉の様な、とても上品で良い香りが漂って辺りが包み込まれ、まるで魔法をかけられた気分に。

一糸纏わぬ姿になったらまたそれが美しく、真っ白な肌がライトに照らされると、下から眺めている我々から観たら、天から現れた女神さまの様で感動するのです。
そう、私達はストリップという芸術を観に来たのであります。
いやまじで。
本っ当に感動しました。初めて観た時は涙が出た程です。

その彼女の名前は、川中理紗子さんといいます(以下ちゃん付け)。
冗談抜きでファンレターを書いて行こうと思っていたのですが「女から手紙貰っても困るだろうしキモイよな…」(大体私は字が汚いし、文章は常にキモイ)と我に返ったので、この日記を以て架空のファンレターに代えさせて頂きます。

渋谷で理紗子ちゃんのステージに魅了されて以来、プロフィールやスケジュール、ブログなどをチェックし、ネットのインタビュー記事なども読んで、仕事に対してのストイックさや、真面目で努力家な所、ブログで魅せるお茶目な部分などを知り、どんどん惹かれて想いが募って行ったのでありました。
だから今回ゆんちゃんと日程を合わせて「名古屋に行こうね」と決めていて、本当に楽しみにしていたのですよ。
喜びもひとしお、感激しました。

ストリップに付き物のポラロイド撮影会(1枚500円)。
出し物が終わった理紗子ちゃんは、舞っている時に見せた儚げな表情とはまた別の、明るく元気な笑顔でお客さんの相手をしています。
私もこの触れ合いの機会を
「行こうかぁどうしようかぁ頭の中で闘っちゃうなぁ〜」
と『キャラ☆キング』の2択ファイター若林氏の様に本気で迷っていたのですが、ゆんちゃんの後押しもあり、100円玉5枚を握り締めて殿方の後ろに並ぶのでありました。
もう緊張して緊張して、座席でお茶を飲んで来たというのに、並んでいる間に早くも喉と唇が乾き、プルプル震える手でリップクリームを塗り、太鼓持ち芸人ゆんちゃんの「姉さんフリスク食べますか?」の言葉に甘えてフリスクを頂くも舌にフリスクが張り付いて軽くパニック状態になりつつ、前に並んでいた殿方にポラロイド撮影のイロハを真剣に訊いて優しく教えて頂き(超爽やかで良い人だった)、ついに自分の番がやって来たので勇気を出してお話をしました。
去年初めてステージを観て、とても感動した事、それで今回また観に来た事を伝えました。
緊張したけど話せて良かったです。
理紗子ちゃんはこんな女の客にも快くお相手して下さり、そうやって観に来た事を喜んで下さいました。
理紗子ちゃんに抱き締められた2ショットポラは宝物です。有難き幸せ。
このポラの私、嬉し過ぎて顔もデカ過ぎて、野外民族博物館リトルワールドに飾ってある南の国のお面みたくなってます。でもとてつもない喜び様。
女の私でもあんなに嬉しかったのに、男の人だったらどんな天国なのだろうか。


理紗子ちゃんの後も少しの間だけステージを楽しみました。

踊り子さんのキャラクターは色々だと思うので「次は全ステージを通して観たいよね!」とか「今度はお弁当持って来よう!」と盛り上がる私とゆんちゃん。
客席では幕が下りている間に飲み食いしている人が結構居たので『郷に入っては〜』タイプの私達も名古屋駅で買ったあんパンを頬張ったりしました。馴染み過ぎ。

ストリップ劇場というのは男の人の聖域というイメージがありましたが、あんなに魅力的な世界だという事を私はもう知ってしまったので、これからも観たいと思っています。
やっぱりアンダーグラウンドな世界なので、そこは色々と気を配りながら。

ストリップ…踊り子さんは汗を流しながら全身全霊で自分をさらけ出して舞い、お客さんは瞬きも惜しい程に目を離さず踊り子さんを見つめるという真剣勝負の場です。
これが面白くない訳がない!
我々は非常に満足しました。

後、ゆんちゃんとは2月の津振りでしたが、津では全く話す時間が無かったので今回は沢山話せて良かったです。有難うね。
冬コミの話は妹から聞いても、ゆんちゃんから聞いても面白い!

そして、次の劇場は上野を狙っているのですが、土地柄的にどうなのか。
今月末から東京国立博物館で『国宝 阿修羅展』が始まるので、国宝を観てからまた美しき舞姫を観に行くというのも良いかも知れません。


そんなこんなでもう3月も終わりに近付きましたが、明日はオードリーの単独ライブに行って来ます!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

徳井さんがスキーなカリー

カテゴリー │御食事東京チュートリアル


先週の月曜の話ですが、妹と『カリーハウス ゴッホ』に行って来ました。


チュートリアルの徳井さんが、喜々として『しゃべくり007』で話していた、あの“カツが皿の上で散らばっている”カレー、いやカリーです。


本当に散らばっていたので感激しました。
マスターが投げつけていたかは、見ていないので不明です。

マスターも評判通りの飄々とした感じで、鼻歌をフフフン♪しながら作業をしていたり、妹がTVでやっていたWBC特集を観て私に言った
「松坂の投げた足で帰ってく姿がイイね」
という台詞に
「うん」
と返事をして来たり(ビビッた)、かなりキャラがある方でした。


肝心の味ですが、一口食べて
「これは!!…徳井さんの好きな『カツヤ』の味!!!」
と感動!
難波にある『カツヤ』のルーと似た系統のフルーティでサラッとした味わいです。
徳井さん始め、大阪の芸人さんが美味しいと言ってる『カツヤ』のカレーは私もハマり、今年もスケート帰りに寄りました。

「そうか…徳井さんはゴッホのカリーを食べながら大阪へ思いを馳せているんだな…」
と勝手に想像し、カレーを平らげるのでした。
大変美味しかったです。
メニューも沢山あったので、また行きたいなあと思います。


ちなみに、本棚にはパトレイバーの1巻だけがありました。
続き読みたい!!



※大阪『カツヤ』のカツカレーです。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

夢の宝石箱

カテゴリー │お菓子レトロ

30歳前後の方々ならば、子供の時に1度は口にした事があるかも知れないアイスに雪印の『宝石箱』があると思います。


mixiの『宝石箱』コミュを見ていたら、今でも業務用の物なら買える事を知り、購入し、先程届きました。


懐かしさでいっぱい!

あの高級感溢れる黒いパッケージでないと意味がないとは思いますが、感動です。


早速頂きました。
冷たくて甘くて美味しい…。

子供の頃に食べた時の味の記憶とはやはり違っているのですが(もう少しバニラの味が薄くて、氷ももっと小さくてツルツルしていて儚く砕ける様な…)、アイスとして美味しいので良しです!!!
やっぱり氷が嬉しい!

子供の頃の思い出は別にして、今でも売って欲しいです。
ちなみにこれは2リットルもあるので、実家に持って行ってひと盛り上がりしようと思います。


謎なのは、業務用で売っていて、どこで食べられるの!?という話です。見た事無い!


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

3/4 映画『ララピポ』『罪とか罰とか』もりげんの話とか

カテゴリー │東京居酒屋/バー/スナック映画平成ノブシコブシ

今更ですが、だるま市からのつづき。


調布から渋谷へ。

駅を出ると雨が降っていたので「だるま市で降らなくて良かったなあ」と思いながら、PARCOパート3内のシネクイントへ、映画『ララピポ』を鑑賞。

地元でも公開予定なのですが、5月公開で遅いという事と、舞台が渋谷という事で「折角だで渋谷で観とかにゃあ〜」と田舎者丸出しで観て来ました。
水曜レディースディ。

原作は淡々としていて始終暗いので、同じ底辺に居る者としては読んでいて陰鬱な気分になったりしたのですが、映画は原作に忠実ながらも笑い所が沢山あり、色彩も音楽もポップだったので「スカッとした」という訳には行きませんでしたが「ハハッ」と短く笑う感じと“終わってるという安心と前向き”感を味わいました。

●普通の女の子が流れ流れて行く様にリアリティ。
トモコ役の中村ゆりが綺麗でした。
YURIMARIのYURIだったとは最近迄気付かず。
●栗野のスプーンの持ち方が、躾をされていない家庭に育ったんだろうなといういかにもな描写で、その直後のトモコに本心を見破られるシーンも相俟って凄く可哀想に…。
切ないね。
●バスの中で、良枝のバッグからゴトンと落ちるバイブに吹き出しそうになりました。
原作を読んでいる時の良枝のイメージは、堀田かつひこ氏が描くオバサンだったので、読みながらかなりのエグさを感じていたのですが(それは完璧に自分が悪い)、映画では濱田マリがハマり役で良かったです。
親子が出会うシーンも原作の雰囲気そのままで、観ていても物凄く気まずくて印象に残っています。
●小百合役の森三中・村上様。
村上様は御太りになられている方がキュートな感じがします。痩せたら法令線が目立って可愛げも無くなってしまって、今ではただの室井佑月に…。
映画内ではまだ御太りになられている村上様ですが、ゴスロリの衣装が大変似合っていて可愛いです。
ゴスロリの娘というのは、ゴスロリを着てるくせにノーメイク、又はヴィジュアル系さながらの厚化粧という2通りの顔しか見ないのですが、この村上様のメイク位が一番洋服に映えて可愛く見えるのではないでしょうか。
●原作では小百合のDVDがどんどん人気になって行くくだりと、駄目人間達のトコトンな駄目っ振りが面白いのですが、映画ではそこ迄の描写が無い代わりに、小百合のDVDを観たファンが寄こした手紙のシーンがありました(今原作を部長に貸しているのですが、それは無かった筈)。
デブ女様への手紙の時だけ、少しウルッと来てしまいました。何故でしょうか。それだけ村上様の演技が上手かったのか。確かに『ミラクルタイプ』は毎週観ていたけど。
やはりあの手紙は捨てて行くでしょう。
世の中には成功体験のない人間がいる。何かを達成したこともなければ、ひとから羨まれたこともない。
才能はなく、容姿には恵まれず、自慢できることは何もない。それでも、人生は続く。この不公平に、みんなはどうやって耐えているのだろう。
人生なんてこんなものか、と思いますよね。
●この映画を観ようと思ったきっかけは、平成ノブシコブシの吉村崇氏でした。
吉村氏が出なければ原作も読まなかったし、映画も観なかったです。
しかーし!オリジナルキャラ・キャプテンボニータは映画には全く要らない設定だったと思います。
吉村はなあ!裸を晒してナンボなんだよう!!おぉ!?
と、思っているわたくし。
でも、怯えるカラオケ屋店員・青柳は原作通りのイメージで情けなくて良かったです。演技と声とエロチックな表情は絶品。
●先に出たスピンオフ企画DVD『戦え!キャプテンボニータ』は存分に吉村氏を楽しめました。脱いでたし。そこ重要。
未公開シーンにて、キラキラ笑顔で直美ちゃんのおっぱいをワシワシ揉んでいたのが最高でした。
●大西ライオンの歌が流石お上手。
●あの外国人役はチャドなのか!
●全編に渡って音楽が洒落ていたのですが、エンディングのAIの曲がイチバンしっくり来ていて、良い締めになっていました。ちょっと欲しいです。


上映後にパンフレットを購入。PARCOを出て向かいのシネマライズに行き、地元で買いそびれた『罪とか罰とか』のパンフも購入しました。

先日、あなん尚子部長が『罪とか罰とか』と、オードリー若林くんの“TVぴあモザイク事件”を合わせて
「若林くんが半泣きでTVぴあの編集部に行って、雑誌を開きながら『全部回収してぇ刷り直して下さいぃ〜!!』って編集者に詰め寄ってたらイイね」
と言っていたので超ウケました。
アヤメは笑い話にも出来ない程だったんだよね…とシミジミです。


渋谷に来たので、シメは焼鳥ソウルバー『もりげん』へ。

マスターが以前、グルメサイトの口コミを投稿してくれとブログに書いていたので、密かに投稿していた私。
マスターに「アレ私も書きましたよ」とHNを言うと「アレ君だったの!?」と言われ「アレは良かったよ〜」とお褒めの言葉を授かり、鹿の刺身を頂きました。
鹿肉だなんて、生まれて初めて!何か京都の上等なお漬物の様な味でした。不思議。

その口コミのHNは
「ソウル好きって感じの名前にしてプラス何かと掛けよう」
と思い“シルクの似合うコリンズ監督”というHNに。
アイズレーの名曲『シルクの似合う夜』と、吉本のシルク姉さん&お付き合いをしているというコリンズ監督を合わせたものだったのですが、余りにしょーもなさ過ぎたせいかマスターに全っ然伝わっていなくて自分にトホホとなりました。
判りにくくて説明せにゃならんなんて、私に大喜利は向いていないのかも…と悲しくなりましたが、もりげんの焼鳥はとっても美味しくて大好きです。月イチで通いたい位。


生とワインで気持ち良く酔っ払い、N700で帰郷しました。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

3/4 布多天神社の猫

カテゴリー │神社・仏閣調布

天神通り商店街を歩き、大正寺の横を通って布多天神社へ行きました。


大正寺は扉が閉まっていて入れず。
でも門には竹箒を持った涼しげな顔をした十難掃出地蔵と、超可愛いで御馴染の(李先生と私の間で)誕生釈迦仏立像が立っていました。

霊感などは全くない私ですが、布多天神社は清らかな空気を感じました。
調布で一番古いという狛犬や梅の花を眺めていると、ニャーニャーと猫の鳴き声が。


鳴き声がする方へ近付くと、白×茶色の巨体な猫がデンと座って鳴いていました。
もっと近付いてしゃがんでみると、大きな身体をユッサユッサと揺らしてコチラへ来るではありませんか。

フカフカでしっとりとした美しい毛並を撫でていると、膝の上に乗って来てゴロゴロしてくれる猫様。


非常に重かったのですが、実家にいる猫まるちゃんは自ら私の膝などには来てくれないので、有難く至福の時を過ごしました。
本当に可愛くてフカフカで良いにおいで、猫っていいなあ〜とシミジミ。
猫に触れただけでも布多天神社に来て良かったなと思いました。

早速猫の写真を李先生に送ると
「若林くんに似てるね」
と返事が。
確かに目の辺りがオードリー若林氏。延いてはゆうざきさん似なのか…。
ちなみに、若林稲荷神社という神社もこの近くにある模様。


調布には温泉もあるみたいですし、楽しそうなスポットも沢山あるので、いつかは1日使って遊んでみたいです。


お次は渋谷へ映画『ララピポ』を観に行きました。


つづく。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

3/4 深大寺蕎麦『多聞』と鬼太郎茶屋

カテゴリー │御食事深大寺調布

深大寺へ行ったら、必ず食べるのが名物のお蕎麦です。



初めて来た時には『嶋田家』2回目は『一休庵』今回は『多聞』へ。

『多聞』といえば、オードリー若林正恭氏が激しく推薦しているお店ですので「次に深大寺に行った時は絶対に行こう」と思っていました。
(有名人がオススメするお店などは『行っても良いもの』として、同じものを食したいタイプ)

お昼時でしたが待たずに座れました。
温かい山菜蕎麦か、とろろ蕎麦を食べようかと迷っていると、隣のテーブルに座っていた男性2人組の元に運ばれて来た天ざるがとても美味しそうだったので、生唾を飲み込みながら同じものを注文しました。
しかも隣の方々は大盛りを頼んでいて、その山の様に盛り上がった蕎麦を「旨い旨い」と言いながら、ズゾゾゾー!ズゾゾゾー!と、見事な音を立ててリズミカルに啜っていて、こちらは辛抱堪らず。
蕎麦を待つ時間が辛い修行の様でした。


暫く待ってやって来た天ざる。
なんとも美味しそうで、事実美味でした。
沢山ふり掛かった切り海苔の風味と、意外とやわらかめの平たくて瑞々しい蕎麦が丁度良い濃さのツユと相俟って、お箸が止まらぬ美味しさ。
天ぷらもサックリと熱く、贅沢な気分を味わいました。
天ツユが温かいかと思ったら冷たかったので、それにはびっくり。でも良い味で、最後に頂いた蕎麦湯も少しとろみがある濃さで、大変満足致しました。
若林くんに感謝です。勝手にですけども。

多聞を出て、隣の神代水生植物園に行ってみようと思ったら“3月の中頃迄閉園中”との看板が。
また秋位に行けたら良いなと思いつつ、参道に戻り沢山の出店を見ていくと、見覚えのあるぬいぐるみが。



ああ!!このぬいぐるみは!!!

青木屋というお蕎麦屋さんの土産売場に鎮座されている猫のぬいぐるみなのですが、昔からずっと居るのです。
この可愛らしくも薄汚れた猫のぬいぐるみをとても気に入った私は、前回、前々回と写真に納めていたのですが、今回もパチリとやりました。
なんでこんなに愛らしいのだろうか…。
そして何故ずっと置いてあるのだろうか。何故良くある陶器の招き猫でなくてぬいぐるみの招き猫なのだろうか。それを訊いたら教えてくれるのだろうか…。
謎は深まりますので、次に行った時にはこの青木屋でお蕎麦を食べたいと思います。

鬼太郎茶屋へも寄りました。
過去2回は妹とお茶をしたのですが、今回は独りだったので、ギャラリーを観てお土産を購入しただけで帰りました。

2階のギャラリーは、障子がちゃんと妖怪『目目連』になっているのが最高です。

久し振りに訪れた深大寺でしたが、変わらずの楽しさと充実感でした。
去年から「醍醐寺の五大力さんと深大寺のだるま市は必ず行こう」と決めていたので、行けて良かったです。


ただ、こういったお祭りは、独りじゃ寂しい!


まだつづく。
(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)



 

3/4 深大寺『だるま市』に行って来ました

カテゴリー │神社・仏閣深大寺調布




今週4日、深大寺のだるま市に行って来ました。


深大寺に行くのは3年振り3回目。

3月の深大寺といったら、だるま市です。
だるま好きの私は、お気に入りのだるまを探すべく、だるまの山と参拝客で賑わう境内を3周し、だるまの顔を吟味しました。

顔の模様は高崎だるまが好みで、鼻が高過ぎず、目の周りの色のグラデーションも綺麗な色、口がポイントで、最終的に3体のだるまが候補にあがりましたが、決定する迄に大変な時間が掛かりまして、ウンウン唸った結果、余り頼りにならない感じの切ない顔をしただるまを購入。
威風堂々とした凛々しいだるまも良かったのですが、妙にシンミリした顔のだるまに心惹かれ「逆にだるま様を守るぞ!」という強気な心で、新年度も乗り切ろうと思います。

おみくじも引きました。
吉で、内容は「またか」と言わざるを得ない“物事を控え目にして慎むべき”シリーズでした。
私がどれだけ欲深で傲慢で傍若無人なのかと思うと恐ろしいのですが、他にも
“悦び事無し有りても後かなしみとなる”
“失物出難し”
“願い事叶い難し”
“争い事勝ち難し”
“生死は生きたれど食らう災難多し”
などなど、余り良い事は書いておらず。
これは凶ではないのか…?


「だいたいおみくじの一番上の絵が今にも刀で斬りかからんとする男と膝をついて逃げようとする男って何よ」と、思いながらおみくじを結ぶのでありました。


深大寺といえば、蕎麦でもあります。


つづく。


(ラフブロ『ろくでもない思いつき』より転載)